
男で寿退社っていうのは珍しいかと思いますが、彼はシンガポールに婿に行きます(^^)
新人研修でシンガポールオフィスに行き、そこで出会った女性と7年越しの遠距離恋愛を実らせての、ゴールインです

プロポーズは、膝をついて結婚指輪をパカっと見せて「結婚してください。」と言ったそうですよ!
(↑Farewell party (送別会)で、何度も再現させられてました。 ちょっと可愛そう

K君のお相手の女性は、既に転職しているので私は会った事ないのですが、中華系シンガポール人で、バリバリのキャリアウーマン。しかもK君よりかなり年上。
遠距離恋愛中も、出向で中国に2年行っちゃうようなアクティブな方です。
そんなK君は、彼女を日本に呼ぶより自分がシンガポールに行き、彼女の生き方をサポートする道を選びました。
(専業主夫になるわけではありません。
SGは、二人で働いてお手伝いさん雇うって思考の国ですので^^;)
国際結婚するにあたり、彼の心配事は以下だそうです。
① 彼女のお婆ちゃんが怖い
爽やか好青年に見えるように、今後はひげを伸ばさないと誓ったそうです。
② 彼女のお父さんが怖い
仕事ができる男に見えるように、髪は短髪でキリッとさせるそうです。
③ 彼女のお母さんが口を利いてくれない
英語が分からないフリをされ続け、いまだにお話してくれないそうです


今年3月に亡くなられたシンガポールの建国の父と言われるリークワンユー(Lee Kuan Yew)さんが、日本を手本に経済成長をしようとしてくれたおかげで、他のアジア諸国に比べてシンガポールは親日家が多いように思います。
が、もちろんそうでない方もいらっしゃいますし、海外に住む、そこで生活するって事はそれだけで大変ですよね。
それにしても、未だにお姑さんに口を利いてもらえないのはすごいよね。。。

もし私が中華系の家族に嫁に行くとして、
彼のママがお話ししてくれなかったら、私ならめげちゃう……

・・・若しくは、自分が中国語を覚えて頑張ってお話しする!(笑)
の、どっちかになりそう。
そのどっちにもならず、なんとな~く現実を受け入れて、なんとな~く生きてくのがK君の良さなんだけど。
K君は、旅立つ2週間前に言いました。
実はまだ、結婚してシンガポールに住むって自分の両親に言ってないんですよね。
えっ?

だめだめ! そういう事は決まったらちゃんと報告しないと!!
ってか、2週間後に日本発つんでしょ…
今日帰ったらちゃんと言うんだよ!
私がK君にした、最後の説教でした(笑)
(前途多難な感じがしますが…)
K君なら、なんとな~くやっていけるよ!
Your journey with her has just begun!
Good luck!! 新天地でもがんばってね
