こんばんは、奥村です。
2016年の旅の振り返り。
昨年も色々と行きました。
お取り引きのあるところも無いところも。
そんな色んな作り手を巡った中で気になったもの。
数十年使われた、瀬戸本業窯の甕。
焼き物ではない、ある職人さんの工房にて。
素晴らしい佇まいでした。
使われてこそ、というお手本のようなこの甕。
道具冥利に尽きるでしょう。
予め味の出た古道具を買うのも良いですが、
自分で一から育てていった道具はまた格別です。
瀬戸本業窯の器では、
うちで7年かけて使っているものがようやく良い感じになってきました。
これもまたいずれお見せしましょう。
甕や壷は、
窯元の工房の外で野ざらし、雨ざらしになっているもの何かが
とても良い風合いになっているのを見かけます。
ああいうのも良いもんですね。
今年はどんな景色に出会うかな。