先日行われた大阪大学法学部の入試で、ラストの「国語」の最中(モナカではない)

試験監督官が談笑をしていたそうだ。

なんだか「談笑」という言葉が切り取られている感がするけど、

要するに、試験監督官が寄り合って喋っていたわけだ。

受験生は「集中力が削がれた」と。

そりゃそうだろうよ。

最近の入試問題は、問題数も文章量も、どこも(中受でも)とにかく多すぎるんよ。

余裕時間なんて1秒だって無い。

頭が真っ白になってる暇なんてないのよ。

とにかく、想定した時間配分の通りに流していかないと「手付かず」の部分が発生してしまう。

私は完全黙読派(頭の中に響かせた自分の声の朗読を聞いて読んでいくタイプ)なので、

自分が話すスピード以上に速く読むことはできない。

(話すスピードは少し早いかもしれないが)

そういう人、居ない？

もし私がこれから受験をするなら、まずは「速読」とやらを真っ先に習わないといけないように思う。

それって入試以前の問題よねw

門前払いってことかいな。

でね、

このトラブル、そもそものきっかけが出題ミスなのよ。

書籍でもそうだけど、正誤表なんて入ってたら、まずそれだけで萎える。

心を乱される。

何？どれ？え？、って軽くパニクるよね。

そういう特性がありがちな人だと尚更だよね。

私も当該正誤表を見たけど、棒線が１文字分少なかっただけで、一見、何が変更になっているのかわからない。

だったら間違い探しなんかさせずに、「ここんとこの鉤括弧１つ分だけ、棒線を長くしてください」と指示すればいいじゃん。

そりゃね、誰もが「んじゃこれ？どこが違うん？へ？？？？…あっ！！わざわざ訂正さすな！」と心の中で呟くと思うわ。

だって声出したら摘み出されるもん、

受験生は。

うちの子も割とそうなんだけど、特性でさ、

集中して考え込むと無意識に(全く気づく事なくit's automatic！)貧乏ゆすりするとか、

「ん？なんや？よぅわからんなぁ」とかプツプツと心の声が漏れ出てしまう子って居るじゃん。

でもそういう子は失格(欠格)にならないように、まずはそれを鍛えるわけよ。

試験とは別の所にとてもエネルギー使いながら、難問と向き合うわけ。

それをさ、主催側が心の声ダダ漏れさせてどうすんの？って話。

「成果を出している良い研究者=良い教育者」というのはむしろ希少だと思うし、

ましてや「=問題作成者」、更には「=試験監督官」という図式は成り立たないと思う。

…なら、専門家に任せろよ！！！

それよりも何よりも、

電子機器を取り上げて、証拠が無いのを良い事に、

「馬鹿馬鹿しい(訂正)」と声に出して、5分間も五月蝿くしたことを

「認めない」ってのがホント許せないっ！！

試験終了後すぐに、録音した人が居るんよ。←凄いね👍

(馬鹿な子はここの入試に集まって来ないからね)

「口頭での打ち合わせをした」と弁明してるのが記録されてるよ。

でも、受験中に抗議をした受験生に対しては「試験に関係ないから気にしないでいい」と言ったそうで。

完全に学生を馬鹿にしてる！

こんなこと、定期テストでもイラつくのに、大学入試でコレは絶対にあってはならない。

教室や座席による不公平が起こっているのだから。

「それ位で落ちるなら、たとえ入ってもついて行けないから不合格でヨシ」とか言う奴が必ず居るけど、

主席で入ったか、ベリ(ドベ)で入ったか、なんて関係ないからね。

試験なんてのは、合否の二択しか無いんだよ！

阪大は2017年にも入試トラブルを起こしている。

出題ミスを外部から再三指摘されるも、問題作成者2人だけで抱えて隠蔽し、

合格していた者の人生を狂わせた。

あの時も大きく取り上げられた。

それなのに、教訓を全く活かしていない。

なんぼ旧帝大と言えど、こうも続くと信頼は確実に落ちるよね。

他の学校でも、採点ミスとか絶対にあると思うわ。

去年、次男が中受を経験したんだけど、

過去問を2社から購入したら、正答が異なってたのが国語に何箇所かあった。

2択まで絞って「どっちかなぁ？」と思ったら、見事に正答が分かれていたのよ😳

学校はどっちを正解にして、合格者を出したのか

…知る由も無いよね。

今年の長男の高校受験でも、解答用紙は勿論のこと、

問題用紙も計算用紙も回収されて持ち帰りできなかった。

(勿論、電気機器を取り上げられているので撮影も不可能)

長男は「納得いかなかった問題を、家で落ち着いて解きなおしたかった」と言っていた。

なのに、

何のために回収？

やましいんじゃないの？って思うよね。

教育に対する信頼感がどんどん薄れるわ。

#ニュースを見て不安に思うこと「阪大の入試はヤバいとおもう」