東三河ちくわ国では「夜店」と呼ばれるイベントがあって、
期間中たくさんの屋台が出るんです。
昭和50年代、人気だったのはカラフルな色をまとったヒヨコ。
勿論、カラースプレーをかけられただけの代物です。
弟は欲しがりましたが、私は阻止しました。
カラフルヒヨコの行く末を知っていたから。
代わりに金魚すくいをやらせてあげて飼いましたけど。
私はといえば、当時から病的な潔癖症。
屋台の食べ物は、どれもこれも汚いとしか思えない。
鳥などの飴細工は、美しくて作業の手元を見るのが大好きだったけど、
あくまでも観賞用で、食べるつもりで買いません。
ガラス細工のような感覚で買っていました。
イカ焼き🦑は好きで食べていたけど、
ある時、焼いていたオッチャンの汗がポタポタと
鉄板のイカの上に落ちたのを見て以後、食べられなくなった。
お好み焼きやたこ焼きは好きだったけど、
屋台だと、生地が大型ゴミペールに入れられてるんだよね💦。
勿論最初からゴミ箱としては使ってないと思うよ。
わかってるんだけど…ダメなんだよねぇ。
しかも生地に入れる水を、公園のトイレ脇の手洗い場から
引いてるのを見ちゃったから、もう私は完全に拒否っちゃうのよねw
リンゴ飴も美味しそうと思わなかったし、
チョコバナナもそもそもバナナが嫌いなので…。
あ、でも唯一、綿菓子!
作って既に袋に入ってるんじゃなくて、
作ってるところを見せてくれて、それを袋に入れてくれる店ならOK。
あのザラメみたいなゴツゴツのお砂糖が、ふわふわ雲みたいになるの🩵
素敵💓
不思議☺️
あの機械は一家に一台、絶対に必需品と思ったなぁ。
私、屋台の店先で、綿菓子そのものではなく、
綿菓子製作機をねだってたわw
そんな私が釘付けになったのは、屋台の隙間でジャノメミシンが出していたコーナー。
白いハンカチに名前とちょっとした絵を刺繍してくれるの。
上糸と下糸がクロスして縫う、ってだけでも理解を超えているのに、
ミシンが刺繍するんだよ。
名前を聞いて、その場で刺繍してくれるんだよ!
あれには感動したなぁ。
ちなみに、カラーひよこの行く末は、勿論普通のニワトリ🐓。
まーほんとに朝早くから、近所のあちこちから鳴く鳴く🐔
色が取れても、手のひらで掴めるヒヨコのうちは可愛いけど、
大きくなると結構爪とか凶暴だし、声もデカいから、
はしゃいでた子どもも面倒を見なくなって、
ついに公園などに放たれて野良化する。
それを…出稼ぎ外国人(主にブラジル🇧🇷)が捕まえて、
その場でしめて、その場で大宴会…までがデフォルトなのよ。
あぁ、間違った地産地消。
今もカラフルヒヨコって売ってるんかな?