いつもありがとうございます。
蒸し暑い日もあり、水出しのお茶が飲みたくなるような季節になりましたね。
コロナウイルスのことで茶禅草堂のお稽古も自粛となりましたが、
感覚が鈍るといけないと思い、自宅で日々お茶はいれていました。
丁度、台湾からの春茶が届いたという連絡も頂いたので、
「阿里山」「梨山」「金萱」など大好きな清香のお茶を楽しんでいました。
学校が休校となり子ども達がずっと家にいたり
夫が時々在宅勤務になったり
私も勤務先が忙しくて疲れたりと、
普通にしてきた日常が変わったことへのストレスは少なからずあったように思います。
気持ちが落ち着かなかったり、先が見えないことで心配なことが増えたり…
そんな時、お茶をいれていました。
急いでお茶をいれることはできませんから、
自然とゆっくりとした時間が流れていきます。
この状況を私が力ずくで変えることができるものではないのだから、あきらめる (明らかに認める)しかない。
家族とずっと一緒でイライラするより、今だからできることをしよう。
そう気持ちを切り替えることができたのも、
お茶をいれる時間があったからこそだと思います。
清々しいお茶の香りが頭と心をすっきりとさせてくれました。
やっぱり私にはお茶しかないな…
そんなことにも気付けた三か月でした。