雪の下で頑張る野菜たち | 有機無農薬ミンガ村農園のブログ

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化学肥料も農薬も使わない、有機無農薬栽培でおいしい野菜を育てています。
日々の作業や出来事など、皆さんに紹介していきます。

今年の冬は、正月以来頻繁に雪が降り積もります。

マキノ高原にあるミンガ村の畑はその度に50㎝の積雪です。

それでも、1月の終わりから2月にかけて暖かい日が続き、雪がなくなりました。

雪解けの畑


ほんの数日雪がなくなり、陽射しを浴びただけで、作物の葉っぱはぐいぐいと起き上り、つやつやと緑に輝きます。

夜間は氷点下まで冷え込む毎日なのに、意に介さず成長を続けています。

こうも逞しいものだとは、今まで知りませんでした。


しかし、この冬、すぐに寒気がやってきて雪が降り、あっという間に積もります。

積雪の畑


上の写真と同じ場所ですが、一晩でこんなになりました。

積もりたての時は50㎝ありましたが、二日ばかり暖かい日が続いた後でもまだ30㎝残っています。


きれいな景色ですが、出荷のためには雪を掘り、野菜を収穫しなければなりません。雪スコップを手に、ずんずん掘り進みます。

雪掘り野菜
30分せっせと除雪をし、その間に合羽を脱ぎ、ジャンパーを脱ぎ、頭からは湯気が出ています。右の畝が蕪で、左の畝が青梗菜です。
青梗菜雪の下

雪の下ではこんな風になっています。

暖かなうちに出た葉っぱは寒さに負けて黄色くなって枯れていますが、

寒くなってからの葉っぱは青々としていてとても元気です。凍り付いて枯れてしまわないように、葉っぱの細胞の中の等分濃度を高くして寒さに耐えて育つのです。

だから、雪の下の野菜はとにかく甘さが違います。少々汚い葉っぱも、ゆでたり炒めたり、煮たりしてしまえば、柔らかで甘みがあり大変美味しいのです。

雪の下の人参

人参です。葉っぱは地面にぴたっと張り付いて、ロゼット状になっていますが、温かな土の中で人参は休むことなく日々大きく育ち続けています。

そして、大変に甘くて爽やかでおいしいのです。きれいに洗ってそのまま食べます。皮をむく必要はありません。

こんなに美味しいものだとは、この人参を食べるまで知りませんでした。

ええ歳こいて今まで知りませんでした。

蕪


蕪です。葉っぱが美味ですね。根っこの方は、野菜や根菜というレベルじゃない甘さです。よく洗って皮をむいてリンゴのように齧ってみたらこれが甘くてジューシーで、果物のように食べてしまいました。真ん中に種がないのがいいですね(笑)

こうして、雪の下、甘く美味しくなった野菜を収穫し、お手元にお届けしています。


雪の下で頑張って甘く美味しくなった野菜をまとめて販売いたします。

内容、その他は下記のとおりです。


ネギ、丸大根、青梗菜、人参、蕪の5品をまとめて、

ひと箱1500円、送料込みでお届けします。


期間は、雪がなくなるまで。


お申し込みは、

090-1143-4222(発送担当大野)または、

mingavillage@gmail.com まで。


ご注文お待ちしています。