ようこそお越しくださいました
患者さんと接していて
「この人、自愛がないな〜」
と思う方がいらっしゃいます。
それは医師や看護師に全ての決定権を丸投げする方です。
確かに医療の知識は専門性が高いです。
分からない事、不安に思う事も多いと思います。
でも本屋に行けばご自身で勉強できることもたくさんあります。
もちろん中には、ある程度の知識をつけて病院に来られる方もいらっしゃいます。
でも本当に事前学習ゼロで
「どうしたらいいですか?分からないので先生や看護師さんにお任せします」
という感じで来られる方も多いです。
私はその度に
バッカモーーーーーーーーン‼️
と言いたくなります。
その方が普段からいかに
自分と向き合い、
自分がどうしたいか見つめて、
どう行動するか、
という事をして来てないが透けて見えます。
大切なご自身の身体。
その行く末を他人に丸投げするなど言語道断です。
医師や看護師は、確かに多くの患者さんと接した経験や知識があります。
でもそれ以上に自身の体を知っているのは、
他でもない患者さんご自身です。
いったい何年使ってきたんですか、その体!
それなのに、
「自分は本当はどうしたいか?」
「大切な自分の体を守るために私はどうしたらいいか?」
も分からないまま赤の他人に全てを委ねるのはあまりにも自愛がないじゃないですか。
普段から自分と向き合い、
体の調子を伺い、
「どうやったら私の体は心は心地よいか?」
を常に優先させて考える。
それでも体や心の調子が悪くなった時に、
回復のヒントを貰うために病院に行く。
医師や看護師はご自身が健康でより良く生きるためにヒントをもらうツールだと思ってください。
決して全権を委ねない。
他でもないあなた自身が、
自愛を持って自己決定をしていって欲しいと切に願います。