2023年7月21日、
初回の肝動注化学療法のため入院。
カテーテル埋め込み術は3日後です。

入院時の血液検査で、案の定CRPが18.0もあり
D大学病院の時と同じように、抗生剤メロペネムの点滴となってしまいました。
せっかくの治療が延期か?と思われましたが、
23日の時点でCRPが11.3まで下がったため予定通り行うこととなりました。

24日、緑の手術着に着替えて、車椅子で血管造影室に入ります。
主治医の執刀です。
狭い治療台に横になった後、痛み止めの点滴が繋がれます。
左腕関節付近に局所麻酔した後、上腕動脈に針を刺し、大きなモニターのX線画像を見ながら肝臓までカテーテルを進めていきます。
痛み止めのためか、意識が少しもうろうとなりますが、撮影で息を吸ったり止めたりしなければならないので、若干眠気との闘いでした。
抗がん剤シスプラチンを投与後、
カテーテルは肝臓内にそのまま留置します。
左腕を処置して終了。
だいたい1時間くらいだったでしょうか。

病室に戻った後はベッドの上で3時間安静にしなければなりません。
その後、抗がん剤5-FUの入ったポンプをカテーテルに繋ぎます。
カテーテルを埋め込んだ日を含めて4日間、このポンプから抗がん剤が徐々に流れるようになっています。

左上に見えるのがポンプです。

首からかけられるように紐が付いています。


4日目にポンプ外して3日間休薬します。
これが1クールで、2クール行います。
2クール目の初日も血管造影室に行きますが、カテーテルがずれてなければ、15分程度で終わります。

痛かったのは、局所麻酔の注射ぐらいだったでしょうか。

2クール目の4日目、血管造影室にて、
今度はカテーテルの抜去とポンプの取り外しを行って終了となります。

この後止血をするのですが、傷口が大きいのでかなりの圧迫止血になります。
ビニールの腕章のようなものに空気を思いっきり入れて30分毎に10mlずつ抜いていきます。
肝動注は他の方のブログで予習していたのですが、これに関しては書かれていた方がいなくて全くの想定外でした。
最初キツくてどうしようなく、やっと30分経って10ml抜いてもまだキツイ‼️
さらに30分経過して10ml抜いてもらってようやく少し楽になりました。
もう10ml抜いたところで出血🩸
まじか•••


ぐだぐだ書きましたが、初めて肝動注される方の参考になれば幸いです。

次回は副作用に関して書きます。