中国からの情報工作が露骨になっているが、許せないのは中国共産党そのものであるCCTVなどに、日本共産党の関係者が出演して、日本国民が選んだ高市内閣を攻撃していることだ。

 いくら何でもそれはないだろうう。「売国奴」と批判されても、弁解のしようがあるまい。日本を敵国と見て、あらゆることに難癖を付けてくる中国に協力するにいたっては、まさしく言語道断である。日本共産党はコミンテルン日本支部として1922年に設立された経過がある。いうならソ連の操り人形であったわけだが、それにしても酷過ぎないか。

 それと同時に、テレビのコメンテーターにも、露骨な媚中派がいる。橋下徹は「中国こそ国家のあるべき姿」とか口にし、玉川徹は「中国が怒ったのは高市発言のせいだ」を繰り返している。報道ステーションの大越健介は「官邸の一高官が核保有について発言した」ことを取り上げ、「内外波紋を呼んでいます」との言葉を付け加えた。

 しかし、こうした勢力がいくら高市総理を貶めても、そんなのに引きずられる日本国民ではない。とくに、ネット民は、様々な情報に接しており、自分で考える力を身に付けたからだ。

 日本の近隣にある中国、ロシア、北朝鮮が核保有をしている。それぞれ、600、5460、60とみられている。いずれも全体主義国家かそれに近く、民衆の意見は全く無視されている。そんな国家と我が国は対峙しているのであり、私たちは結束しなければならないし、非核三原則を含めて、安全保障環境の悪化に伴って見直すのは当然のことなのである。