ひとりぼっちの地球侵略
小川麻衣子
小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス
1巻
発行日 2012/7/17

 

高校生の岬一は、不気味な仮面をかぶった女子高生に襲われ、そして守られた。彼女は宇宙の強大な勢力から地球を救うため、地球を侵略するという。自分達が侵略すれば、他の勢力は自分たちと対立しようとは考えないから、地球は襲われない、というのがその理屈である。

 

僕は今でこそ読書時はメガネをかけているが、当時はメガネをかけることに抵抗があった。メガネがさらに老眼を進めるのではないかなどという健康上の理由ではなく、「絶対に似合わない」と思っていたからである。

 

そのせいで、薄暗い所では字が読めないとか、ことあるごとに本を顔から離さないと読めなくなるとか、離したら離したで今度は字の小ささで見えないとか、支障が起こり始めていた。そうして、積読が増えていたのである。加えて、通勤経路にあった書店の漫画コーナーが縮小したとか、しかもその店が立ち寄るにしてもちょっと面倒な所にあったとか、仕事そのものがしんどい時期でもあって、積読が増えるのに購入ペースも落ち、ずっと愛読している作品をかろうじて購入、かつそれも積読になってしまうなど、あまり良い時期ではなかったのである。

 

そんなこんなで1巻だけの購入にとどまっていて、買っていないだけでなく、結末も知らない。

 

1940