れもんカンパニー
吉田まゆみ
講談社 KCmimi
全2巻
1巻発行日 1980/6/14

 

今回の主役は富永乃里子。れもん白書でおなじみの待子は、乃里子の従姉妹としての登場。乃里子のお相手は、及川啓介乃里子啓介は、母親同士が同級生。そのため、母親に連れられた子供どうしということで、小さい頃は一緒に遊んだ仲らしい。しかも、母親同士で「この子達を将来結婚させよう」というようことになっていたのだとか。つまり、フィアンセ。どうやらそれは冗談の域を出ない会話だったようだが、当人達はなんとなくお互いが気になっていて、しかも恋愛には興味津々のお年頃。

 

ある日、乃里子がうっかり「私にはフィアンセがいる」なんて言ったものだから、徐々に話は大げさになりながら、いつしか妊娠までしているということになってしまって、学校中の噂に。

 

レーベルはKCmimiだから、「mimi」に連載されてたんはずだけど、僕の印象ではターゲットの読者層、もう少しだけ上だったように感じていた。

 

「mimi」は僕がほとんど唯一、定期購読していた女性向けコミック誌で、吉田まゆみ先生の作品は「アイドルを探せ」でお気に入りになって、過去にさかのぼって買った作品だったと思う。数ある女性向けコミック誌の中から「mimi」を購入していたのは、まさしく「アイドルを探せ」を読みたかったからなんだよね。でも、そのきっかけを覚えていない。

 

さて、次の作品紹介は「アイドルを探せ」です。

 


(漫画所持作品リスト 1376)