金田一少年の事件簿短編集
さとうふみや(作画)天樹征丸(原作)
講談社 講談社コミックスデラックス
1~3巻
1巻発行日 1997/11/17
金田一シリーズはそれなりに持ってます。
長期のシリーズになると、時々、全体構成が迷走してしまうことがあるようですが、金田一シリーズはまさしくその代表格ではないでしょうか。
「刃牙」や「ブルージャイアント」のように、タイトルを変えて1巻からまたナンバリングしていってれば、混乱しなかったでしょうに。巻数表示を無くし、サブタイトルをつけて1~2巻で完結、というのを挟んでしまったがために、もうどれが第〇シリーズなのかわかんなくなってしまいました。
短編集として別に立ち上げたのも、今から思えば失敗でしょう。本編と売り上げに大きな差が出ているのではないでしょうか。
ここはやはり「夕やけ番長」方式ですべきだったと思います。「夕やけ番長」は、本編が「冒険王」に、短いサブストーリーが「少年チャンピオン」(創刊号の表紙を飾る連載の目玉作品だった)に掲載ですが、コミックスは本編シリーズのみの通し番号で、その合間にサブストーリーは掲載されていました。
オッサンになってからのシリーズは、妻が引き続き購入していますが、僕はまだ未読です。