セックスフレンドという関係性における揉め事やゴタゴタをきくことがあります。これが理解できないのです。セックスフレンドなんて、常に「続ける」か「やめる」かの選択肢しかないはずなのです。

 

相手の嫌なことはしない。自分の嫌なことも伝えて、しないでもらう。そんなワガママな関係でいられるのは、セックスフレンドだけじゃないだろうかとすら私は思うのです。

 

楽しく気持ちいいセックスをするのが目的だから、性的な趣味趣向については、伝えあったり譲り合ったりすることも大切だけど、それ以外のことは、双方がOKのことだけに限ればいいし、それが許される関係だと思うのです。

 

例えば、一人が「プリンは嫌い」であり、もう一人が「煎餅が嫌い」なら、それ以外のおやつを用意すればいいことです。

どちらかが「仕事の話は、愚痴も手柄話もしたくないし、ききたくない」「アニメには興味もなければ、話題に出されてもわからない」のであれば、そのような会話を避ければいいわけです。

 

どちらか(または両方)が嫌なことをどんどん排除してゆくわけです。

 

既婚者同士のそういう関係で、「夜10時以降、朝9時までは、連絡をとりあわない」なんてルールを決める、というのも、相手のいやがることをしない、ということのひとつです。

 

セックスのインターバルに、どうしてもプリンが食べたいとか、夜中であっても「おやすみ」のメールはしたいとか、それが譲れないことならば、別れればいいだけなのです。揉め事に発展させる必要はないはずなのです。

 

これが仮に夫婦(家庭)とか、仕事関係とか、友達とか、恋人とか、ご近所さんとかだとどうでしょうか。避けてとおることのできないこと・もの・話題は必ずあります。それがどんなに不愉快なことであっても、結論まで導かなくてはならないことは、日常生活の中には多々あります。というか、日々、それの繰り返しでしょう。

 

嫌なことはすべて放り出して、目的に没頭する。セックスフレンドという関係性は、それが可能なんだと思います。

 

ですから、今、そういうお相手がおられる方は、相手が嫌だと思うことはとことん排除して、揉め事のないように、ひたすら夢中になれる時間をどうかお過ごしになってくださいね。