【アメリカ】祖母に・・・ | MINESHA Welfair LifeStyle

【アメリカ】祖母に・・・

会いに行ってきました音譜
会いに行くといってもお墓参りです。

フランス人でありキリスト教であった祖母は
エジプト人でありイスラム教の祖父と恋に落ちて・・・
エジプトで暮らしていました。

私が聞いた話だけでも小説が書ける人生を送った祖母は
早くに祖父を亡くし女一人で娘5人をエジプトで育てた
かっこいい、当時にしては「ハイカラ」なおばあちゃんでした。

そんな祖母は一番末っ子だった母の結婚を機に
アメリカに移住したのです。

それ以降ずっとアメリカで過ごした祖母は1996年に他界しました。

世界中・・・転々と暮らしていた我が家族はなかなか
祖母に会いに行く事が出来ませんでした。
でも、大学時代をアメリカで過ごす事になり
少しの時間を一緒に過ごす事ができたのです。

大半の時間は老人ホームやICUに会いに行っていました。
祖母は老人で病気ではありましたが・・・
その前に『女性』でした。
体中がチューブだらけでも祖母はいつも『美』を意識していました。

パジャマは・・・シルクのネグリジェでお願いしますラブラブ
マニキュア・ペディキュはマストですネイル
お色はもちろん情熱の赤で マニキュア
マニキュアは私の役目でした音譜
男性ナースが体をリフレッシュしにくると・・・意識しちゃうおばあちゃん
男性ナースが自分に気があると言い張ってました・・・あはは…
・・・ん~。それはないと思うよ・・・
と、告げますが祖母は真剣でした・・・
でも、そんな祖母が大好きでした音譜
いま考えるとお茶目ですよねQueenly

そんな祖母が眠る Memorial(お墓)にはアメリカに来るたびに訪れます。
でも、なぜかいつもその Memorial の名前や正確な場所を覚えていません。
だいたい Virgina のあそこらへん・・・をたよりに・・・
インスピレーションで行くのです・・・
それで、いつもたどり着いちゃうわたし・・・
今回は5年ぶりでしたがスムーズにたどり着きました音譜

祖母が眠る実際のお墓にもインスピレーションで行くと
たどり着くのですね音譜
本当に不思議です・・・

そうそう。実際に眠るお墓にたどり着くのには
ちょっとしたエピソードがあるのです。
Memorial は国立公園ですか?ってなくらい大きいです・・・
でも、祖母は無くなる前の最後のリクエストとして・・・

自分が眠る場所は
!木陰であること。
!木下ではダメ・・・いつも陰ではイヤだから。あくまでも木陰でポイント
!水の音が聞こえる場所であること。
!丘の上であること。水が出たときにびちょびちょになりたくないから。

そんなリクエストを叶えるためにそこら中
探して見つけたのがいま眠る Memorial でした。
なので、丘の上の木陰で・・・丘の下には池がり・・・
噴水もあります噴水完璧です。
だから実際のお墓を見つけるのはそんなに難しくないのです音譜

当時エジプトに渡って文化の違い、
宗教の違いを乗り越えて祖父と結婚した祖母・・・
私が持つ彼女のイメージは『情熱』『赤』『バラ』バラ

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情熱的な赤いバラを持って会いに行きました。

この5年間・・・色々ありました。
そんな自分を祖母は見守っていてくれた事を感じました。
涙が止まらず・・・
これからも色々と変化があると思います。
でも、なんだかその変化を穏やかな気持ちで迎える事ができそうです。
また、毎年アメリカに行けるように願い Memorial を後にしました。

なんだか、とてもホッとした気持ちにラブラブ
帰り道も何だか清々しい気分音譜

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来年も会いに行けますように流星