岸田首相は謳い文句が好きな方だ。有言実行を望むが・・・。

”異次元”は前日銀の黒田総裁が使い、施策は明確だったが目標は達成出来なかった。

少子化対策は容易ではない事を30年以上の歴史が証明している。

聖徳太子の時代からの、”日本の人口推移グラフ”は興味深い

江戸幕府の安定で増加、次に明治維新の文明開化と富国強兵策で

急激に増加し、海外移住や満州事変を起こし、戦争に敗れとん挫した。

2100年には江戸時代に戻り2千万人、食料自給も無理で最貧困国かも。

年齢別人口構成の推移も老人ばかり増え、少子化が進み活力は低下しそう。

今の人口構成でも倒れそうだが、50年先は根元が無くなり倒れる!

この状態から少子化に歯止めは至難の業だ。皆さん知ってる。

しかし、50年先・100年先は俺が知った事じゃない!・・・

と言う人が多いが、可愛い孫に申し訳ない!。

池上彰氏は「先進国の出生率は全て2を割っている」と言う。

中国やインドでも人口構成は老化が始まっている。

人類は経済的に豊かになると”子供は造らない”が、常識かも。

日本の各県別人口推移のグラフも興味深い。

沖縄県のみ増加だ。都市圏の減少率が少ないのは人口流入が要因だ。

興味深いが、出生率は地方の方が減少幅が少ないと言う。

そこで本題の出生率を上げる方策には、沢山の多様な論議がある。

結婚観、晩婚化、自由な人生観、経済的要因 等々。

”異次元”と謳う3原則は古典的な”経済支援対策”である。

予算の話になり、若い人や後世に付け回しするに過ぎない。

一方、老人の”孤独死”や”子供虐待”のニュースは持ちきりだ。

皆さん、自由気儘に生きて困ったら、”社会が救う”の風潮が蔓延し

有識者やマスコミの論調も追従してる。今が幸せならいいじゃん???

ここで、私なりに想う・・・私は81歳

★こんな老人が多いのに、社会に活用出来ないのか?

★高齢者が脳梗塞や痴呆や遺漏で入院、老人病院は立派だ!

⇒安楽死の法整備や家族の意識の改革をすべし

⇒病院や医師会のドル箱で、健康保険の無駄使いと想う

老人が健康で長生きし社会に役立つべきと想う

この政策は、痛みを伴う”社会改革”や”自己中心主義”に

踏み込まねばならない。

また家族の在り方も、社会的な論議と合意造りが必要である。

大家族的な社会になれば、孫の面倒にに老人の出番がある。

保育所に預けて”虐待”とマスコミが大騒ぎするが、

子育ては大変な労力を要する。時々保育士が感情的になるのも

頷ける。理想論や綺麗事では子育ては出来ない。

昔の諺に想う

”巧言令色少なし仁”

一般国民が、”今が良ければ苦労は避けよう”と思うは

仕方ないかも知れぬが、政治家やジャーナリストは”判ってるが”、

”自己保身”を優先し理想論をぶち上げ、聞くに堪えない。

”皆が幸せ”に異論は無いが、”皆平等”の共産主義が

巧く行かないのは、人間が作る”組織や覇権主義”が原因だ。

家族有り方や性別や社会や民主主義の在り方にも

踏み込まねば、解決しない課題と想う。

どの政党も選挙対策が優先し、本来なら50年先の日本を

見据えた政策や法律の整備に、与野党が一致して取り組むべきだ。

”政党間の足の引っ張り合い”、”マスコミの低レベル報道”は止めるべき。

課題解決には痛みを伴う・・・が自然の法則だ