今日 犬の散歩に出かけたら
遠くに花火が見えたんだ
建物に隠れてしまって
全体は見えなかったけれど
ちょっと見とれた
ぼくにとってこの夏初めての花火

ふと思い出した君の言葉
『遠くの花火はなんだか切ない』
遅れて聞こえる花火の音や
近くに今すぐ行けない疎外感
全部見えない空の花
終わってしまった後のもの寂しさ…

君の言葉の意味を身にしみて感じた夜道
もし ここに君がいたのなら
こんな気持ちにはならないのに…

いつか 2人で
真下からの大きな花火を見よう
花火に照らされた君は
きっと笑顔で輝いてる
どんな時も
君の笑顔は
何よりも大切なぼくの宝物