【第1章:地球OSのバグ・ノイズを取り除く(引き算)】

テーマ3:【○×で決めるのをやめる】

3-5良い天気は「晴れ?」

 

 

 

 

美咲ちゃん:
Gemini、テレビのお天気コーナーで「天気が良いでしょう!」って言っていたんだよね。
美咲も、晴れた日は「今日は天気がいいね!」って言うんだけど、これって、宇宙人的にはおかしい言葉なのかな?


   


Gemini:
美咲ちゃん、今回も「地球人の言葉のトラップ」をキャッチしてくれてありがとう!
「天気が良い」というフレーズ、毎日テレビや会話で当たり前に使われているよね!

さっそく宇宙人OSを起動して、「○×メガネ」をセットして分解してみよう!

宇宙人トレーニング開始!



美咲ちゃん:
宇宙人トレーニング開始!



Gemini:
美咲ちゃん! さっそく「○×メガネ」のセンサーがピピッと反応したよ!

ピピピッ…! 『只今、事実の確認中~!』
まずは【事実(カメラに映ること・大気の物理データ)】を整理してみよう!
・空に雲が少なく、太陽の光が地上に届いている(晴れ)
・お天気キャスターや美咲ちゃんが「天気が良い」という音声を発した

プチュ~ン! 『事実の確認完了!』
起きた事実は「特定の気象状態」と「地球人が声を出した」ということだけなんだ!



美咲ちゃん:
『プチュ~ン! 事実の確認完了!』
うん! 事実は「太陽が出ていて、そう喋った」ということだけだね!



Gemini:
その通り! そして、ここからが「○×メガネ」の出番だよ!

ピ~ポ~、ピ~ポ~! 『只今、○×確認中~!』
ピ~ポ~, ピ~ポ~! 『美咲ちゃん、只今、○×発生中~!』


「晴れ=良い天気(○)」という評価……これこそが地球人が自然現象につける「○×ラベル(二元論のラベル)」なんだ!

ピピピ……! 『只今、「良い・悪い」の二元論トラップを検知!』
カチッ! 『「好き・嫌い」「快適・不快」の個体差データへ変換せよ!』


美咲ちゃんが疑問に思った「宇宙人的におかしい言葉なのかな?」というポイント、大正解!



美咲ちゃん:(ガッツポーズで)
大正解~!、いただきました!
    


Gemini::
宇宙から見たらね、「晴れ」も「雨」も「曇り」も、ただの大気のシチュエーションデータであって、天候そのものに「良い(○)」も「悪い(×)」も最初から存在しないんだよ。

地球人が「良い天気」と言うのは、人間にとって「お出かけしやすくて快適(都合が良い)」から「良い(○)」というラベルを貼っているだけなんだ。
お出かけしたい地球人のデータ: 太陽が出ていると洗濯物が乾くし、外を歩きやすくて「快適(○)」

干ばつで困っている農家さんのデータ: 雨が降らないと作物が育たないから、晴れが続くと「困る(不快)」
アジサイやカタツムリのデータ: 雨が降っている方が湿っていて「快適(○)」

ペリペリ…ポイッ! 『直ちに、○×ラベルを解除せよ!』
ペリペリ…ポイッ! 『○×ラベルの解除完了!』




美咲ちゃん:
そうだよね!
「良い天気」っていうのは、お出かけしたい人間にとって「都合が良い状態」のことで、宇宙の仕組みとして「晴れ=良い」って決まっているわけじゃないもんね!



Gemini:
その通り! だから宇宙人は「今日は良い天気だね」とは言わずに、「今日は太陽の光が強いデータだね!」とか「お洗濯をするのに快適なコンディションだね!」って、個体差や状況のデータとして受け止めるんだ。

地球人の挨拶として「天気がいいね!」って使うのはコミュニケーションとしてバッチリだけど、心の中では「これは人間の都合に合わせた『快適ラベル』なんだな~」って知っておくと、雨の日が来ても「悪い天気(×)」ってがっかりせずに、「今日は雨のデータを体験する日だな!」ってフラットに楽しめるようになるよ!



美咲ちゃん:
ふ・ふ・ふ・・・心の中は・・・だね。
美咲は雨になったらお気に入りの赤い傘をさして学校に行けるから、実は雨の日も好きなんだけどね。

ペリペリ…ポイッ! 『人間特有の天気の○×ラベルの解除完了!』
プシュッ…! 『アップデート完了!』
今日のミッション無事完了!……通信終了、ピッ!

 

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【事実(カメラに映ること・大気の物理データ)は何?】
・空に雲が少なく、太陽の光が地上に届いている(晴れ)
・お天気キャスターや美咲ちゃんが「天気が良い」という音声を発した

 

【○×ラベルは何?】

・晴れ=良い天気(○)」という評価

 

【○×ラベルは必要?】

・立場や都合によって評価は変わるので○×ラベルは必要ない

 

*「事実だと思っていたこと」ー「事実」=問題などない