ダンスバトルの練習方法がわかるパート2


もし良かったら前回の記事から見てもらえると

わかりやすいかと思います。



STEP.1出来る動き、得意な動きを自己分析





今回はこちらをテーマにお話させていただきます。あくまで初心者向けのダンスバトルの特化練習方法です。


出来る動き

出来る動きってなんですか?って質問もあるかもしれないので説明します。ダンスに特化されていない動きも含めた自身が現在出来る動きのことです。もちろんダンスレッスンで習ったことのある基礎的なリズムトレーニング、アイソレーション、振り付けやステップなども含まれます。

またダンスを始める前から習得していた動きも含まれます。部活などで主流の球技等スポーツ競技や、アウトドアなイメージになりますが、山を登る、川で泳ぐなども含めます。これらの出来る動き中にダンスで最も重要視される4点があるので覚えておいてください。


「ジャンプ」

これは跳び跳ねるイメージでも高いところから飛ぶイメージでも構いません。しかしながら人間は空は飛べませんが一言でジャンプすることは身体能力的にも子供のうちに必ず習得する動きです。


「ポージング」

ここで専門用語が出てきました。ポージングとはポーズをとって止まること。要するにダンスにおいてポージングとは、踊りの最中にカッコ良く止まることです。この止まるという動き、説明がとても難しいのでわからない所などありましたらコメントください。

止まると言う概念を理解する必要があります、

これは「静」と「動」にとても似ているところがあります。

対比の言葉なんですが、止まると言う概念の元、必ず知っておきたいことは動いている状態からしか止まることは出来ないと言うことです。止まったところから止まることも意識的には出来るのですが、実際はその間に動くことになってしまっています。ですから、ポージング・止まることを意識できることによって同時に動くことも意識できるので大切な知識として覚えておきましょう。


「ターン」

ダンスと言えばターンなんてイメージがあるくらいダンスに必須の動きになります。ですが特化された動きかと言うとそうでもありません。まずは分解して考えてほしいです、回ること、旋回を意味します。自身が回ることで十分にターンと言えます。ダンスジャンルによってはターンの練習方法も様々あります。全部のジャンルのターンを網羅したからと言ってターンの評価が高いかと言われるとそうでもありません。ターンは軸だったりキレ、視点や音取り表現力方法までもの概念がそもそもダンスジャンルによって異なります。ですから最初は回ることにだけ執着してもいいと思います。自分のジャンルのターンを3周ほど軽々しくできたら初心者卒業レベルです。


「フロアー」

基本的に床で踊ると言うイメージです。しゃがみながら踊ること、寝そべることも含まれます。表現方法としてもフロアーの技術はダンスで良く使われていると思います。ジャズダンスとかイメージしやすいのではないでしょうか。

しなしながらフロアーのダンスのほとんどが、そこまで技術的かと言うとそうでもありません。複数ある座り方や寝ている姿勢、起き上がる初動などを織り交ぜていることがほとんどです。そうです、もともとの人間の動きの中でほぼ完結します。代表的な例外パターンとしてブレイクダンスがありますが、そこは今回は置いておきましょう。

これは主観ですが人生で初めてコサックダンスを見た知った時、こんなんダンスか?なんて思ってやってみた経験のある方、多いのではないでしょうか。実際は簡単な動きなんです、ダンス特有の動きではないと私は思っています。


以上が出来る動きの解説になります。



次は


得意な動き

ダンスを始めると得意な動きをしてみよう、してみなさい、なんて良く言われます。それは先生がダンスを教えるにあって関連性のある動きから教えた方が習得するスピードも格段と上がるために元々できる動きないですか?という意味の得意な動きはなんですか?と聞いている状態です。ここでは得意な動きの定義についてお話します。

簡単に説明すると運動として捉えて問題ないです、スポーツならスポーツで格闘技なら格闘技、手が器用な人なら手の細かい動き、また理数系なら動きを分解するようなことも含まれます。また慣れている動きやたくさん見てきた動きも得意な動きになり得ます。



自己分析してみよう

スポーツなど過去にやった動きを

ダンスに取り入れているか

(出来る動き)


慣れている動きをダンスに

取り入れているか

(得意な動き)


ダンスで踊る動きをダンスで習った動きに

とらわれていないか

(自己分析)



最後に

ダンスの基礎は、近代的にアイソレーションやリズムトレーニングとされてきていますが、本来はアイソレーションもリズムもそんなに多いものではありませんでした。至ってシンプルです。ダンス初心者の方はダンスバトルに挑戦する前に本来の自分が人生培ってきた動きを応用してダンスに取り組むことを強くオススメします。

世界で活躍するトップダンサーも元々は基礎なんかに縛られていたわけではありません。自分らしく傲慢にダンスをしてきたことを多く伝えられてきました。ダンスレッスンで習うことも大切だか、それが全てではない。そして自分の中に全ての答えがあるように、やはりダンスは深いモノなんだと思います。



次回

ダンスバトルの練習方法がわかるパート3


最終章です。

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