まだ信じられない。

ジョージ・マイケルが、もうこの世界に居ないなんて。。。

アニメのイベントや好きな声優さんの歌とサイン会以外では、
初めて行ったコンサートが、1985年1月18日、WHAM!「MAKE  IT  BIG  Japan Tour」最終日の武道館ライブだった。

白文字で「MAKE  IT  BIG」と大きく書かれた黒い幕が切って落とされ、ジョージとアンドリューが弾けるようにステージ上に現れた瞬間、武道館が地鳴りのような大歓声に包まれた。
あの時の興奮と感動は、一生忘れない。

結局、ジョージのコンサートに行ったのは、1991年1月18日「Cover To Cover Tour」最終日の東京ドームが最後になってしまった。

あのツアーは、東京ドームも連日空席が目立ち、評論家各氏から随分と酷評を受けたけれど、
ジョージの歌唱力は、やはり圧巻だった。
本当に、何度聴いても圧倒的な歌唱力だった。

彼が超一流のソングライターであり、シンガーとしても唯一無二の存在であることは、疑いようの無い事実だ。
湯川れい子氏などは、彼を「あの男」呼ばわりで毛嫌いしていたけれどね(笑)。

私は、ジョージ・マイケルの歌声が本当に大好きだった。 

インターナショナルファンクラブにも入っていた。

イギリスのプレスも日本と同じように、ある事ない事大きく煽って書き立てる。
ジョージのプライベートも、そんなマスコミの恰好の餌食となり、スキャンダルは絶えなかった。

それでも、ジョージ・マイケルは、間違いなく音楽の神様に選ばれた数少ない天才のひとりだった。

音楽をやる為に生まれてきたGENIUS、スーパースターだった。

もう、ジョージの生歌を聴くことは、永遠に叶わないなんて。。。

クリスマスの日、一年の最後に逝ってしまうなんて、本当に信じられない。

因みに「LAST CHRISTMAS」は、1984年のクリスマスソング。
もう30年以上愛され続けているクリスマスの定番ソングにも関わらず、未だに誤解している人が沢山いらっしゃるようだけれど。

「LAST CHRISTMAS」は、「最後のクリスマス」ではなくて、「去年のクリスマス」なのであります。

毎年、クリスマスシーズンになると「LAST CHRISTMAS」を何度も耳にするけれど、来年のクリスマスからは、とても悲しい気持ちになるだろう。。。

本当に名曲ばかりだけど、こんな時、私の頭の中には、いつも「Praying for Time」が、鳴り響きます。
1990年、父が亡くなった時に繰り返し繰り返し聴いていた。
今でも、あの頃の想いが蘇り胸が痛くなる特別な一曲です。

ジョージ・マイケルは、私の青春そのものでした。 

そんな青春時代の一部が、そっくり抉られたようで、
それがこんなに、ポッカリと穴の空いた気持ちになるものなんですね。

今は、ジョージの魂が、安らかでありますことを祈るばかりです。
キラキラ輝く名曲と感動は一生忘れません。
ジョージ、本当にありがとう。。。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


全ては、ここから始まった。
WHAM!メジャーデビューアルバム「FANTASTIC」。
若い。
ジョージは、WHAM!時代を消去したかったかも知れないけれど、
WHAM!があったから、私はジョージの音楽を聴くことができた。
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「FAITH」ツアーパンフ。
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「Cover To Cover」ツアーパンフ。
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因みに、WHAM!時代の「MAKE IT BIG」ツアーパンフは、学生の身でチケット買うのが精一杯で購入できませんでした。(>_<)