ある人のブログ

火垂るの墓について

彼女の交際相手が言ったこと


衝撃でした

滝汗滝汗滝汗


私はあの映画

可哀想すぎて

一度しか見てない

号泣した

ずいぶん前のことだけど

節子の死がすべて

兄が一生懸命頑張ったのに

っていう物語だと思ってた


兄も死んでいたことも

忘れてた


戦争

孤児

やさしくない叔母

飢え

悲劇

うわっつらの感情で見てたなぁ


この映画が伝えたかったことは

たぶん違う

でも

受け取り方は人それぞれでいいのかも


同じ状況の中

弟と共に

叔母一家の世話になり

生き抜いた父

中卒だけどたくさんの本を読み

独学して

会社の社長になった

人の助けを借り

努力したら

兄弟ともに生き抜くことができた


結局

どう覚悟し

どう生き抜いていくか

です


清太は生き抜く覚悟ができていなかった

そして節子を道連れにした


原作の作家野坂昭如

彼の実体験らしい

でも

彼は生きていた

火垂るの墓は

野坂昭如の妹に対する

懺悔の物語

なのかな

自分だけ生き延びた罪悪感

だから清太を惨めに死なせた

のかなぁ


今更ながら

15才で覚悟した父親を

誇りに思います

合掌

笑い泣き笑い泣き笑い泣き