兵庫県神戸市東灘区の自宅とオンラインで
大人を対象にしたピアノ教室
「MINEKOピアノ教室」を主宰しています
松崎美音子（まつざき みねこ）です。
今日もご訪問ありがとうございます
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ピアノの練習って
たくさん時間をかけてやるのが
いいと思っていませんか？
またはたくさん弾かなきゃいけないと
思っていませんか？
これは、お豆奏法を学んだ今
「そんなことはないよ」
と言いたいです。
先日、レッスンでどんなふうに
練習されているか
ちょっと気になったので
聞いてみました。
「最初１回は通して弾くけど
あとは弾けないところを
取り出して弾いています」
という答え。
全部を弾いていないことに対して
少々バツが悪そうでしたが
それは全然OK。
「じゃあ、そこだけを弾く時は
どんなふうにやっていますか？」
と聞いてみました。
それは、引っかかる部分から弾き始めて
間違ったら、そこを弾き直して
その続きを弾いて、弾き終わったら
またその引っかかる最初から弾く・・・
これを何度か繰り返すというふうに
されていました。
なぜ私がその質問を生徒さんにしたと
思いますか。
それは、ほとんど弾けているんだけど
全くノーミスでは、弾き通せないんです。
必ず、間違えて弾き直すことが
気になったからです。
そこで、生徒さんに
絶対、間違わないテンポに落として
（＝ゆっくりして）
弾くようにお願いしました。
でもテンポがそれほど変わらないまま
弾き始められました。
結果、同じところで、間違えてしまいました。
そうなんです。
「ゆっくり弾いてみてください」
といっても、あまり変わらないテンポで
弾き始められる方がほとんどなんです。
間違ったら、そのまま弾き直して
次へ進むのではなく
また最初から戻って、弾いてもらうように
しました。
次はもっとゆっくりにして
最初から弾き始めます。
間違ったら、そこでストップして
また最初から。
そうすると、どうなるか。
絶対間違わないように
すごく集中して弾くんです。
間違った音を弾き直して
何回も弾いていると
それを耳が、脳が聞いてしまうので
余計に間違ってしまうんですよね。
間違ったら弾き直して
そのまま続きを弾いていく。
これを何回も繰り返して弾くのを
やめる。
そうではなく
絶対間違わないように弾けるぐらい
テンポを落として練習してくるように
お伝えしました。
そうすると、生徒さんが
「そんなにたくさん弾かなくて
いいんですね」と言われたんです。
そうなんです。
間違った音で何回も弾くより
１回でも正しく弾いた方が
いいんです。
人間の集中力って
もちろん、個人差はありますが
同じ人でもその日によって違います。
今日は集中力ないなあと思ったら
私だったら、練習は切り上げてしまいます。
あんまり意味がないと思うから。
ピアノを弾くことが心地いい。
それを感じながら、今は弾いています。
お豆奏法を学んで、それが体感できるように
なりました。
人は、気持ちいいことはしたくなりますよね。
まさにそれこそが、お豆奏法のピアノです。
自分から弾きたくなっちゃうんです。
「弾かなきゃ」に縛られる必要はありません。
集中できる時に、あるいは弾きたい時に
ピアノを弾く。
これが、楽しく、そして早く弾けるようになる
コツだと思います 
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