韓国ミュージカル/ジキル&ハイド覚書 | mine感動の記録

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ディズニーブログ…のつもりが、観劇の呟き多め…最近はもはや宝塚

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韓国ジキハイ

もう、私の観劇人生屈指の
感動の舞台でした!!

演目、ナンバーが、もともと大好きな上に、
感情豊かにヴォリュームたっぷりに歌い上げ、盛り上がりのゴズベルシャウト
又は、オペラな歌い上げの
極上の盛り上げぶり!!

アンサの群舞の一糸乱れぬ素晴らしさ
親子の情
民衆と地位あるものの差別感
夫と妻
友との友情…
どん底からの解放←ルーシー

そう!もちろんのジキハイのうまさ、素晴らしさが1番なんだけど

ルーシー!素晴らしかったーー!!
華奢で小柄なルーシーは、思いの丈をその体から放出させていて、度肝を抜かれるとともに、可愛らしさと、色気が……
彼女の演じるルーシは
ジキルからの手紙をもらってからの
(韓国版ではルーシは手紙が全く読めない様子でジョンに読んでもらってた)
「新たな生活」…で、決して笑わない…希望…を単純に信じて受け入れられないとでもいうかのように、それだけ彼女のここまでのどん底生活の深さを感じさせられて、辛い…
てか、ホントに、このルーシ
なにもかもヤバかった!!
玲奈ちゃんのルーシに惚れ込んでましたが、
さらに上回る
か細さと強さ、欲望と理性、生真面目さとエロさ……ハイドとの絡みにはぞくぞくさせられ、そして叩きのめされる…


冒頭
闇の中で…
この物語のきっかけであり始まりである
ジキルの父の死…
とても丁寧な描き方に、嘆きのジキル
エマと父親のな関係にしても
親子間のつながりがとても大切に強く表現されてるのは、やはり儒教のお国柄ゆえか…心を打つ

「嘘の仮面」の
庶民たちと聖人や政治家、権力者達の対立、隔たりが、二段構えのステージで表現…
進むたびに、繰り返されるたびに、
コーラスの様子も様変わりして鬼気迫るものが、、、照明、セットにも迫り来るものが…
ラスト前の売春宿の主人を中心とする回は、上から斜めに降り注ぐ青いビーム


エマを心配する父とエマ
ジキルを心配するジョンとジキル
この4重唱「仕事をするだけ」の壮大な重み
奥からのアンサのコーラスも目一杯な圧力

迫力…といえば、
エマとルーシの歌う「その目に」の、2人の掛け合い…もう、ぞわぞわするくらいの…
タイプも環境も違う2人の女子の想い。。
2人とも若くキュート!なのに爆発的な歌い上げ!!


喉の強さだけでなく体格の良さから出る
男性陣の圧倒的な歌唱力も凄い

ジキルでの生真面目感と
ハイドのいやらしさと奔放さ…
「対決」…凄かったーー
ジキル/ハイドで照明が、青、白、青、白
と、切り替えられ、姿勢も変わる
めちゃ迫力の中、
ジキルのポーズが一瞬芸みたいで、チャーミング…に、感じてしまったのは、私だけ←⁇

「時が来た」
万全の歌い上げ!!
出だしこそ静かに始まり
クレッシェンドに次ぐクレッシェンド!!
最後のロングトーンで
さらなるクレッシェンド!!!!
ホントに好き!!
好きなナンバー、素晴らしい歌い上げ!!
日本の巨大な換気扇を背にして歌う
石丸さんジキルも超絶好きなんだけど…
フラットな研究室のファットな舞台の中央で歌い上げる
ハイドの「時が来た」も、素晴らしすぎるだろ!!

めちゃイケボマッチョボディーなジキル氏…
ハイドに始めて変身する前兆のは
おとぼけ酔っ払い←可愛さダダ漏れちゃう…
なのに、ガチハイドになると途端に
ゲヘヘヘヘ…って、あのハイド
セリフのトーンもめちゃ低くなってて凄み!

「苦悩2」あーもーこの演目、
ホントに好き!!
そんな、1番のぞわぞわを期待以上に
歌い切ってくれる
韓国ジキハイ
ホントにありがとうの
ひたひたの充実感!

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