TENTH/next to normal 2回目観てきた!1/8S | mine感動の記録

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ディズニーブログ…のつもりが、観劇の呟き多め…最近はもはや宝塚

TENTH

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1部 next to normal

熱い旋律に、
重なり合う迫力の叫びに似た楽曲…
哀願するような一対一の感情のやりとり…
各々の心からの悲鳴が、ハーモニーとなり
観てるこちらを鋭く突き刺してくる…

ネクストトゥノーマル
いろんな捉え方があって正解だと思う
そして、登場人物が誰一人としていい加減に生きていない…
痛みを抱えながら必死にもがいている
…その方向が、幸せの形にとらわれていたり、愛を求めていたり、存在を認めて欲しかったり…

同じコトを経験して共有してるつもりでも
息子ゲイブを失った母親ダイアナの辛さは、きっと父親ダンには理解できない
誠実なご主人の苦悩も観てて辛いくらい…
どっちが正常なのかもはやわからないと
叫ぶほどのギリギリの状況

ついに追い詰められたダイアナは
自分の作り出した幻想の息子ゲイブから
こちらの世界においでよ…と、死の誘いを受ける
海宝ゲイブのあの世に誘う、
優しく裏返った歌声に切なさと哀愁とやり切れなさと…


幻の息子を18歳まで育て上げ…
現実に存在している娘の心を空虚にさらす…
幸せの形を演じようと必死になりながら
壊れていく母の姿、妻の姿…
必死に支える夫の悲しいほどの誠実さ…
ことの原点となる息子の死との向き合い方の違い…それこそがキーポイント
ラスト、息子が見えたダンがやっと口にした
息子の名前…呼んでもらえた息子ゲイブのなんとも言えない表情…うっすらと微笑み安堵と悲しみ

こちらを向いて欲しい娘の嘆きを
それでもギリギリのところで娘に助けを求める母親の姿に泣ける…
医療の介入を拒み、自らの力で再生を決めた母ダイアナは
初めて娘と本音で向き合う、
それに答える娘の姿…2人のかけあう旋律に
号泣


彼女を支える
優しく支えるボーイフレンドは
私も狂うかもしれない!と叫ぶナタリーに
それでもいい、自分だって狂うかもしれないと寄り添う

みんながギリギリのところで
誠実に頑張っている姿
そして、、たとえ幸せの形になってなくても
生きていればいい…と、その結論に辿り着くまでの過程が

歌もメロディーも素晴らしいけど
各々立場から発しているセリフが又、深い…

ラストにドクターマッテンの
愛することは
失うことを伴うーーのフレーズが深くしみる

傷つきながら
最後に
光をーーーー
の大合唱で締めてくるーー

なんてミュージカルなんだ!

……まだまだ足りない
オリジナルで観たい‼

素晴らしい演目との出会い
忘れられないミュージカル


2幕
ガラコンサート

伊礼さんからガウチさんに交代…

前回JBメンバーが加わって
さらに練り込まれた
ナンバーが最高ーー
Oh What A Nightを海宝ボブが熱唱している間に
わちゃわちゃしているアッキーフランキーとガウチさんトニー…グルグルしあってじゃれていたのが1番のマイツボw

もちろん!
他のトークもナンバーも
ノリノリ盛り上がりの
楽しいコンサート!
新納さんのジョークヤバすぎ
そして、女装のハッチャケ
キレッキレッ✨✨✨✨

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