愛されて当然な環境 | Rebirth~本当の望みを知る

Rebirth~本当の望みを知る

他人と比べ自分を否定するクセにお別れを。
パステルで曼荼羅アートを描く「曼荼羅ワーク®」、ホロスコープを用いたセッションやアロマを通して一人でも多くの人が自信回復し、毎日を楽しく過ごせるよう願っています。

 

 

星を読み、あなたの未知を開くオペレーター

Rebirth*貴音です。

 

 

 

 

 

 

いつもお読みくださってありがとうございます❤

 

 

 

 

 

みなさんにとって、11月は どんな月ですか?

 

 

 

お誕生月の方も何人か おられるでしょうね。

 

 

 

わたしにとって11月は父の誕生月であり、心境的になぜかいつも

 

それまでの自分の歩みを振り返る時季となったり、

 

反省とシフトチェンジの準備をすることが多い月です。

 

 

 

 

 

これは、私自身の誕生月を翌月に控えているためかも...

誕生月はある意味 それまでの自身をリセットし、

 

氣分一新、スタートする月

 

 

とすると、その前月は溜まった不要を清算し、

始動の準備期間に充てるといいですよね。

 

 

 

特に意識していたわけではないのですが、

私は氣がつくと今もこうして振返ってる次第です。

 

 

 

 

 

そして、今までの自分の来し方に思いを巡らせるとき必ず浮上する両親の面影..

11月なので父に思いを馳せてみようと思います。

 

 

 

うちの両親と私の誕生月は、隣り合わせ

父が11月、私が12月、母が1月

 

 

 

 

ここからは大勢の例で検証した話じゃないので、

私の場合の例え話と思って受け流してくださいね。

 

 

 

 

 

”子どもの世界観をつくる環境”

 

 

 

 

11月半ば過ぎ生まれの父は、どちらかといえば無口なタイプで

普段からあまり自分の思いを口にしない人。

 

なので、子どもの私からすれば何を考えているのか見えにくい父親でした。

 

 

親戚の子は構って遊ぶのに私にはほとんど構わない。

でも父に媚びたりしなくても祖父母が遊んでくれるし、

近所に子どもが居て外でよく遊んでたので、

近寄りがたい父に自分から甘える必要も感じなかったですね。

 

 

 

でもこの父は、もともと無口なタチだったにせよ、さらに口を閉ざすようになったワケがあるのでした。

 

 

そのワケは私が高校生の時に知ります。

 

 

 

当時うちは2世帯家庭でして、祖父母も健在でした。

 

私は祖父母にも可愛がられ、仲良く暮らしていましたが、

 

父と祖父が、実質は叔父と甥の関係だったと知ったんです。

 

 

戦時下で、出兵中に負傷した祖父のお兄さんと祖母の間に生まれた父は、3歳のときに父親が傷をこじらせて病死してしまったそう。

その後、祖母は亡くなった主人の弟である祖父に嫁ぎ直したのでした。

 

 

 

祖母にとって、また父にとって、この新たな主となった祖父は、なかなか非常識な人で相当な世間知らずな上、働いて稼ぐという生活能力に乏しい人だったため、生活はもちろん精神的にも大変な苦労を強いられたと、幼いころから祖母より繰り返し聴かされていましたので、事情の全容がわかったときはこの家族の裏の姿みたいなものが明確になり、今まで感じていたモヤモヤとした感情に説明がなされた氣がして、妙にスッキリしたのを覚えています。

 

 

 

だから、父と祖父には目に見えない距離を感じるのか..

 

 

 

 

だから、父は祖父と直接大事な話をしないのか..

 

 

 

 

だから、祖母は“我が子にこれ以上不憫な思いをさせまい”と必要以上にかばおうとするのか..

 

 

 

 

 

 

つまり、子どもの私にもわかるくらい確実に、母と祖母の間には嫁姑の確執があったんですね。

 

母親ってだけでも息子の方を持ちたがるものですが、祖母のふだんの口癖は “○○(父)は本当に優しい子なんや。人が好過ぎるほど心根のええ働き者なんや” 決して我が子の悪口や批判は口にしないの。

 

でもその理由がわかりました。と同時に、父は母親の苦労を思いやり、黙って支え続けたんだな、と。

 

 

 

なので、父が幼少時から持っていた思い“継父のことが嫌でも、家族のために決して文句を言わず我慢する”は、おそらく“継父=嫌なもの ⇐ 家族のために我慢することで自分の居場所確保”

だったろうと、思うんです。

 

だって、自分がガタガタ文句を言えば母子共々放り出されるかも知れない状況なんだもの。

幼くても何となく察知できますよね。

 

 

 

父のこの“継父の文句を口外しない”への徹頭徹尾ぶりは、お酒に飲まれて酔いつぶれても出さないので、私は娘というより人間として尊敬する域。

 

それは、祖父が亡くなって初めて、妻である母に吐き出すように言った

“(継父への鬱積した思いが重なってでた暴言)”を後に母から伝えられて知ったことによります。

 

要するに、嫌で仕方なかったけれど、本人が生活圏内に存在してるうちは、その場に居なくても決して口にしなかったってことね。

 

 

 

 

で、この父の“我慢強い・余計な話をしない”姿勢によってね、私にとってすごく良かったことがあった。

 

 

 

 

それは、私は実の孫のように祖父(父にとって継父)に可愛がってもらえたこと。

 

父と祖父に、そんな事情があったなんて想像もつかないほど実の親子だと信じ切ってたもの。

 

 

もしも父が、自身の生い立ちや育った環境に対する“不満”を盾に、自分の不幸せの言い訳をするような人だったら、こうはなってないだろうと思うんですよ。

 

 

 

父の持つ”嫌な継父”の先入観をフィルターにして祖父を見ていたら、決して仲良しにはなっていなかったと思う。

 

 

 

 

これってね、父の生き方が子どもである私の心理環境まで左右してるわけですよ。

 

 

 

 

だからか、私自身、初めはあまり先入観なく人のことを見れるところがあると自負してます。

誰かからそう見えるからって、私も同じように見えるかというと決してそうは思わないもの。

 

私は私の関わり方をする。

 

 

 

 

そして、このことで父に大きな、言いようのない感謝を感じて以来、私も自分の価値観を他人に押し付けないことの大切さをいっそう感じるようになりました。

 

 

 

 

逆にいえば、親がこれさえしなければ子どもの精神の健康は約束されたようなもんだとさえ思うの。

 

 

 

 

 

占星術をやると分かるのだけど、

人は生まれた瞬間から一人の個人として、親とはまったく別の人格を形成していくことがホロスコープに明確に表れる。

 

 

 

 

親の学びといえば、自分の学びは、そのままでは子どもに通用しないのを知ることだと思うのね。

 

 

だって、全然違うテーマを持って生まれて来てるわけだから。

 

 

 

親も一人の人として自分の目の前の現実をしっかりと生きていくだけでいい。

その姿勢を子どもは意識に焼きつけていく。

 

 

 

言い訳して逃げてる親なら、その姿が子どもの意識に反映するだけ。

 

その場合、だいたいは親をかばって自分もその生き方を踏襲してる。

 

 

本当にシンプル..

 

 

 

 

”父も母も、みんな懸命に生きてたんだな..”

そう、後々子ども自身のタイミングで振返るときが来る。

 

 

 

 

 

先日、同じラジオステーションで別の番組を持ってらっしゃるパーソナリティさんと、お正月特別企画でお互いの番組内で“公開セッション”し合おうということになりまして

 

その打合せを兼ね、前もって個人セッションを受けたんですよ。

 

 

だって.. 私も勝手な思い込みに囚われて日々生活してる人間ですから、

 

収録中に”パッカン”.. 

 

思いも寄らない大きな枠組みが解体されて頭が真っ白になっちゃったりしたらさ(笑)

 

番組にならないじゃん^^; それは困るわけですよ。

 

 

 

しかも、何となくそうなりそうな予感が強くしたの。

 

そのパーソナリティの先生は、中途半端なセッションをしない人なので

これは、相当固いとこまで外れそう.. と直感したのね。

 

 

 

 

 

本人が最後まで手放すことを拒む、もっとも固いブロック

 

それは、十中八九 生まれ育った環境から本人が形成していったもの。

 

 

 

 

どんなセッションでも、ここまで辿りつけないものは

最終的な解放にはならないの。

 

 

 

 

私のおこなう占星術も曼荼羅ワークも、本人の自主ペースに任せる構成なので、初回に外れることはマレです。

 

その代り、外れたときは “なんでこんなことに長年時間を費やしてきたんだろう”と自覚できてるので、二度と同じ思い込みを被ることはありません。

 

占い師や講師に言われたことを鵜呑みにするんじゃなくて、自分の行動を振り返って掘り下げてみないとなかなか外れるとこまではいかないけどね。

 

 

 

 

 

 

思い込みは、何度も何度も同じ思いを本人が上書きしていくことで形成されるため、固いものほど膨大な時間がかけられてる上に、本人も解除キーの在り処を忘れちゃってるから簡単じゃない。

 

 

 

そしてそれは幼少期、人間の本能に抵触する生存欲求と安全欲求に密接に絡みついてつくられ始めるので、本人にとっては保護者の存在価値と同レベルの防護壁になってるの。

 

 

つまり、本人が何度も意識して 日々なぞり続けてる”生きる支え”

 

 

 

 

わかりますよね。

 

 

 

 

だから、育った環境が大きな意味を持つってことが。

 

これが私の “三つ子の魂百まで” の解釈です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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