
ぷぅっはぁ~

ビーーールが堪らん


この世にこれほど美味いものがあったのか~


お通しのイカの肝あえもまた美味し

なんて美味しさ爆発させてると席1つ空けて隣のおばあちゃんが
『あんたどっから来たんだい!』
うぉい!すんげー勢い!
『東京から来ました』
『んぁあ!? 何!?』
ほぇ?
『モゴモゴ、モゴモゴ!
男だったらはっきり喋らんかい!!
ガハハハハハハッ!』
豪快
とっても豪快
ヨーちゃんと呼ばれていたヨーコさん
そんなやり取りを見ながら隣で笑っているお兄さんがハラさん
見るからに優しい人で、その期待を裏切らない優しい語り口
いい人全開だ

お二人とも常連さんらしい
そんなお二人と盃を交わしていると女将さんがご主人を呼んできてくれた
まだ寝てなかったらしい
『おめぇフェリーで帰ったんでなかったのかい?』
覚えてくれていた
『それはもう1人いた八木さんだけです。
僕は北海道をまわってきました。』
『あ、そうか。
まぁビールご馳走してやるから今日は食ってけ。』
『ありがとうございます!
戴きます!』
喰うにしてもメニューがないから参ったな…
とか考えてると、ちょこちょこ小皿で出してくれた
イカの煮付けが旨い

黒板に書かれたオススメメニューにある『秋刀魚』を注文
これがまた旨い

そうこうしてると常連さんがまた1人登場
コマツさん
『ヌハハハハハッ!
東京から!?
こいつは本物のバカだな!』
『あはははっ!
知ってますし、良く言われますー!』
『ヌハハハハハッ!
酒ご馳走してやる!
ビールでも焼酎でも飲め!』
楽しい

めがっさ楽しい

常連さんっていいよね

僕も行きつけの居酒屋とか欲しい

まぁ、
間違いなくジャムにぃが居る『かもん』だな
串焼はギガうめぇし、
焼酎の種類ハンパねぇし、
店長さんもものすげぇいい人だからね
後はそこに通う金があるかどうか…
これが重要
お米が食べたくなった
『ご飯とかありますか?』
『おぉ、あるよ。
ちょっと待ってな。』
ご飯待つ間にコマツさんやヨーさん、ハラさんと談笑
いつの間にかいなくなってたご主人が袋下げて戻ってきた
『ほれ、買ってきたぞ』
………はい?