とろけそうなケーキが美味しくて、とろけそうになりながら走る
じゅりーーーん

『はい、ちょっと待って~』
パトカーが前方に止まり、わりと若い警察官が出てきた
おうおう、こちとら安全運転で車道走って、信号守って、
スピードだって車に比べりゃカタツムリ程度しか出してねぇぜ?
何が不満だ?
『実はさ俺の友達も日本一周やってたことあってさ、車に引っかけられたんだわ…』
…
『だからさ、気をつけてよ。
これ、あげるからさ。』

反射版を1つ戴いた
丸めてつけたり、伸ばしたままに出来たりする
実はこれ、
中学の時に貰ったやつ(丸まってる白と黄)があって、それを持ってきていた
でもあって困るものでもないから戴く
『心配だからよぉ。
これもつけていいかい?』
『ありがとうございます。
どうぞお好きなようにしてください』
『そう?
じゃあ後ろにもつけさせて貰うね』

タイヤの前後についた反射版
(正式名称が分からない)
白いやつが既についてるけどそのお心遣いが嬉しい
『本当にさ、事故にだけは気をつけて頑張ってよ。
俺も昔は単車に乗ってたりしたから分かるんだわ。
応援してるよ』
当たり前かもしれないけど、警察官にもいい人はいた
警察嫌いだけどこの方は好きだ
僕の旅の安全性が増し、相棒もパワーアップした
襟裳岬に向け走る
しかし、簡単にいかないのが旅
素敵な出逢いあれば襲いくるは向かい風
進まない…
びっくりするほど進まない…
次第に勢いを増し、とてつもない風に
オロロン以来の暴風
いや、これはそれ以上かもしれない
あまりの強さに自転車が1mmも進まない
跨がったまま足をつけて歩くように進む
それでも進まない
そして唐突に奴はきた
この日、
『地球上で1番強い風』
ぐらいの突風
チャリが浮いた
E.T.だ
E-no Takatoshi
いーの たかとし
E.T.だ
……無理あるか?
いや、でも浮いた
前輪が空を駆け
後輪もまた地を駆ける
そして僕は天と地を見失う
襟裳でジャーマンスープレックス
えりもじゃ
左手の小指の付け根が流血
じゅりーーーん


『はい、ちょっと待って~』
パトカーが前方に止まり、わりと若い警察官が出てきた
おうおう、こちとら安全運転で車道走って、信号守って、
スピードだって車に比べりゃカタツムリ程度しか出してねぇぜ?
何が不満だ?
『実はさ俺の友達も日本一周やってたことあってさ、車に引っかけられたんだわ…』
…
『だからさ、気をつけてよ。
これ、あげるからさ。』

反射版を1つ戴いた
丸めてつけたり、伸ばしたままに出来たりする
実はこれ、
中学の時に貰ったやつ(丸まってる白と黄)があって、それを持ってきていた
でもあって困るものでもないから戴く
『心配だからよぉ。
これもつけていいかい?』
『ありがとうございます。
どうぞお好きなようにしてください』
『そう?
じゃあ後ろにもつけさせて貰うね』

タイヤの前後についた反射版
(正式名称が分からない)
白いやつが既についてるけどそのお心遣いが嬉しい
『本当にさ、事故にだけは気をつけて頑張ってよ。
俺も昔は単車に乗ってたりしたから分かるんだわ。
応援してるよ』
当たり前かもしれないけど、警察官にもいい人はいた
警察嫌いだけどこの方は好きだ
僕の旅の安全性が増し、相棒もパワーアップした
襟裳岬に向け走る
しかし、簡単にいかないのが旅
素敵な出逢いあれば襲いくるは向かい風
進まない…
びっくりするほど進まない…
次第に勢いを増し、とてつもない風に
オロロン以来の暴風
いや、これはそれ以上かもしれない
あまりの強さに自転車が1mmも進まない
跨がったまま足をつけて歩くように進む
それでも進まない
そして唐突に奴はきた
この日、
『地球上で1番強い風』
ぐらいの突風
チャリが浮いた
E.T.だ
E-no Takatoshi
いーの たかとし
E.T.だ
……無理あるか?
いや、でも浮いた
前輪が空を駆け
後輪もまた地を駆ける
そして僕は天と地を見失う
襟裳でジャーマンスープレックス
えりもじゃ
左手の小指の付け根が流血
