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a la recherche du temps perdu

「失われた時を探して。」マルセルプルーストの有名な小説。
何て気取ってみたのは若き日の 
好きだったフランス音楽の
旅をしてみたくなったから。
自分のレーベルでもリリースできたら
しようと思って。
そんな徒然ブログ始めてみます。
そんなブログです。

うだるような夏が終わり、秋の風が吹き始める季節のうつろいの中で、死の影はある日突然現れた。 9月11日早朝午前6時。1発の銃声が朝の静寂を引き裂いた。7 rue d'Ankara のアパルトマン。.あなたとlucian が二人の生活を始めたあのこよなく愛したアパルトマンの一室で、彼は自らの人生にピリオドを打った。41歳。
 彼は遺書を残さなかった。妻にも、子供達にも。でもあなたには分かっていたはずだ。あなたにだけメッセージを残した事を。あなたとLucian二人がこよなく愛したそのapartmente で彼が自らの命を絶ったその事自体が、あなたへのメッセージだったのだから。僕はそう思っています。



Lucian Morrisは、あなたを見出した最初の人であり、あなたを囲む三銃士、Eddie Barclay, Bruno Coquatrix 達の中心だった。そして、最もあなたを愛し続けた人だったと僕は思う。結婚生活はわずか2年間だったのだけれど、離婚した後もLucianはあなたの傍らにいつもいて、あなたが、最も信頼し絶えず相談し合えた人生の伴侶だった。そうですよね。あなたが、Luigiの後を追って自らの命を絶とうとした時もあなたをその死の淵から引き戻したのはlucianの声だったはず。その死の淵から生還したあなたに新たな唄を提示して、再び唄う力を取り戻す様にあなたを励ましたのも彼だった。
あなたが、愛する男性との関係で傷つく度に一緒に酒を飲んだのは彼だったのではないのですか?
だから、あなたは、その日、今迄に経験したことのない、胸をかきむしられるような悲痛な悲しみとそして自らを許すことの出来ない大いなる悔恨がわき起こるのをどうすることもできなかったのですね。分かります。
あなたは、大声で泣き叫んだ。”Si c'etait a refare !, Lucian, pardonez  moi,"
あなたは、知っていた。その日の何日か前に、Lucianはあなたと会いたがっていた事を。「食事をしながら話をしよう」と言っていたのに。でもあなたの予定はJean sobskyと再会して食事をするというそんな事を優先させてしまった。なぜ、その時Lucianとの約束を優先させなかったのか?そうすれば、Lucianを救えたかもしれない。Luigiを死なせた事以上の悔恨と絶望があなたを包んだ。
そして、Lucianとあなたの思い出が、Lucianの笑顔、表情、声、手のぬくもり、息づかいすべてが、あなたの目の前で動き出した。
Olympia劇場の楽屋で初めて会ったあの夜、Bambino, Gondolier,と立て続けにヒットを飛ばし、あっという間にスターとなっていったあなたとそれを生み出した二人のスタート。そんな忙しい二人はいつも一緒だった。そして、仕事帰りにいつものようにあなたの家に送っていくその道すがら、はにかみながらあなたへ告白したあなたへの愛。その言葉。何とあなたは幸せだったことか。そして、華やかに祝福された結婚式。このaparttemanで始めた愛の生活。しかし、たった2年で別れなければならなかったあまりに似すぎていた二人。
でも、Lucianとのコンビはそんな愛の関係を超えて続く。いや別れることはできない。
そして、あなたが死の淵を彷徨ったあの時,あなたの手をずっと握りしめてあなたを死の淵から呼び戻したのはlucian 彼。そして、再び人生をやりなおそうと回復に努めるあなたを励ますために、毎日届けられたバラの花束。「その全部、がLucian,Lucian, あなた。何故?何故私はあなたをあなたを抱きしめなかったの?」そうあなたはlucianの亡がらを前にして泣き崩れたのですね。そう ”Si c'etait a refare " もう一度やり直せたのならと。
あなたの悔恨は尽きる事はなかった。 4日後,Pere-Lachaise 墓地には、パリ中の歌い手が集まりLucianの死を悲しんだといいます。あなたは、でもその悲しみの中 Vivre pour vivre とlucianに誓ったのですね。そして、彼を愛した3人の女性達の中であなただけがメッセージをうけとったのです。彼も思っていたのだと。「Si c'etait a refare.」 と。 あなたは、Lucianに話した約束、そうLeo Fere のAvec le tempsを唄いたいというその約束を果たすべくLeo Fereにも会い、そして、Lucian にその唄をささげた。1971年のオランピア。しかもあなたはその時最愛の母Peppinaも亡くすという 2重の悲劇に直面する。
 そして、、、あなたは、唄った." Avec Le temps , avec le temps va tout s'en va...... " 「 時と共に全ては過ぎてゆく、、、、、」と。あなたの目はじっと何かをみつめている。客席にいるLucian Morisu を。あなたには見えていたに違いない。彼はあなをじっと見つめていたに違いない。そしてあなたは彼に語りかけ、唄っている。彼に。1971Olympia Live. Avec le temps   par  DALIDA   そして、カーテンコールに応えて唄った唄。 ”Ils sont change ma chanson " 「彼らはわたしの人生の唄を変えた......」 僕はあなたがこの唄を唄うその意味が今やっと分かった気がします。 「私の人生の唄を変えた....」Avec le temps の後に唄われたこの唄。 Dali, Je t'aime  DALI !!
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