とびだすピスケ2

和風建築に限った事ではありませんが、建築中、こんな壁によくぶつかるRENです

一階の天井と二階の床で素材を変えたい

特に和風建築では床に畳を使うので頭を抱えます

なら天井と床の間を別にすればいいだけ

って思いますが、案外それって建築全体に影響するんですよね
何故なら、一階と二階を繋ぐ階段のデザインを美しく保つには、精密なマス調整が必要だからです
たんに私が超神経質な気質であるが故の問題かもしれませんが無気力ピスケ

まぁいいです(なに
なので今回は、異なる天井と床、更に美しい階段を創る為のマスをご紹介します


まずは私流、美しい階段の定義
①ハーフブロックで構成された階段
②踊場の縦横幅が階段幅と等しい

①に関して、私は素直に階段を使った階段が嫌いなんですよね

{AC3657B1-889E-4DC5-8E4E-395E5332F259}

こういう階段の事です
勾配がきつ過ぎて、見苦しいです(採用している方、ごめんなさい
つまりこれでは1ブロックずつ上がっている訳ですから、普通のブロックを置くのと変わらないですよね
ハーフ階段よりもコンパクトには収まるのですが、其れなら梯子を使った方がいいと思いますつながるピスケ

②に関して、例えばこんな階段の事です

{CD37FFE1-1699-49A6-BBC0-0AC85B022B7E}

{19482CFA-9D95-43F0-A317-E07C22A2DED3}

極端な例ですが、違和感を覚えます
階段の幅と踊場の幅はとても大切つながるピスケ
踊場を使わない階段であればいいのですが


さて、上記を踏まえて階段を作ってみます

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{996D3439-A94A-4A60-96C5-10A94689E59B}

色々と装飾が混ざっていますが、勾配、幅、を意識した階段です

{3E772EB9-E95C-42B7-B75F-06098790D35C}

横列のカラーウールの高さに一階天井がきます
其の一段上の石煉瓦の高さに二階床がきます
階段幅は5マスです

この幅を基礎に設計すると、一階天井と二階床の素材を変えつつ、美しい階段を設ける事が出来ます
やや大きめな物件に適した幅取だと思いますが、階段設計にお悩みの方は是非、参考にしてみて下さい気合いピスケ

サッ

REN.