津村記久子著「水車小屋のネネ」を読みました。2023年谷崎潤一郎賞や2024年本屋大賞第2位の話題作です。

 

 

 

 

 

 

 

私がこの本を知ったのは、去年(あれ?ひょっとして一昨年かな?)さくらを小鳥の病院に連れて行ったとき。

待合室で横に座ってた方が話しかけてきて(小鳥の病院あるある)、「かわいい鳥ですね~」みたいな話から始まり、読書の話になり、その人が「水車小屋のネネ読みました?鳥が出てくるし、鳥好きの人には絶対お勧めです」と。

 

図書館に予約入れようと思ったら、すごい数の予約で・・・断念。

 

ところが、妻が予約していたらしく、先週、予約がまわってきて読んでいて、私も読ませてもらいました。

 

 

 

鳥はヨウムでした。

で、ヨウムがもちろんキーになっている話ではあるのですが、ある姉妹の30年を描いた話。ある意味、日常生活が淡々と描かれているだけなのに、何故かものすごく感動する話でした。ずっと浅い感動にひたりながら物語を読む感じ。ボロボロ泣くような話ではないのですが、涙は飽和状態になっていて、何かのきっかけがあればあふれ出しそうな感じで、永遠にその日常生活を読み続けたい感じでした。

 

なんなんだろう?なんでそんなにいいと思うんだろう?だって姉妹とその周囲の人との繋がりを描いているだけなんだから。

 

いい小説だったわ~