神奈川県海老名市さくらい幼稚園で行われた研究会に参加してきました!

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午前中は公開保育。午後イチはさくらい幼稚園スタッフの皆さんからの“問い”を元にしたグループ協議。
その後シンポジウムの方はサークルタイムについて…からの猪熊さん木村さんのノルウェーの話。
“集団”と“個”。乳幼児の意思表明権。“片付け”について。
園長から職員へのリスペクト。職員の役割と管理職の役割。

今回は全体的な感想について。次回はグループ協議での気付きについて書いていきます。



シンポジウムの中身もとても学びの多いものでしたが、ワタシは園長の櫻井喜宣さんはじめ、さくらい幼稚園のみなさんの姿と関係性に感銘をうけました。

スタッフのみなさんは、新しいものを貪欲に吸収しようとはしています。
しかし、それを何か“成果”に繋げなければ…!と追われているわけでもない。
一問一答的に分かりやすい“正解”を得てラクをしようとしているでもない。

学ぶことをやわらかく楽しんでいる。
学んだことを実践するのを楽しみにしている。

ワクワクしている。一緒のグループで協議をしたスタッフさんからも発表していた他のグループのスタッフさんからもそう感じました。

園長である櫻井喜宣さんがシンポジウムの中で日頃からスタッフへのリスペクトを持っていることをおっしゃっていました。

一方で、ワタシが話をしたスタッフの方たちは
「あの園長先生だから自分たちはやっていけるんだよね」
とみなさん言うのでした。
園長と現場スタッフとお互いにリスペクトがあるんです。


誰かを尊重することができるというのはその相手に対して安心感をもって信頼することとも言えます。

仮に何かで自分を信じられなくなったとしても、自分をリスペクトしてくれる誰かのことは信じられるし、自信の回復にもつながっていきます。
自分や周囲に安心できていれば、ひとは自ずとよりよくなりたいと願い行動していくものだと思います。

双方向なリスペクトが園全体の安心感と学ぶ意欲に繋がっている。
そこが今回の一番の学びでした。

他者へのリスペクトをもつ。…いうが易し行うが難しではありますが精進したいと思います。


ミネ