数日前(10日程)から左足の腱さんがひたすら痛い。

心当たりは……めちゃくちゃある……。



きっかけは忘れてしまったが、突然『歩きたい』衝動にかられ、その日から『歩くのたのすぅぃ~』っとなってしまったのだ。



■ワイヤレスイヤホン、歩いても邪魔にならないし音楽をシャッフルで聞きながらジャンルごとにテンポを変えて歩くのたのすぅぃ~♪


■歩数を定期的に教えてくれるアプリを使い出してからは、『mineさん、6000歩達成したよ(^^♪』いやいや疲れてないからもっと歩けるぜぇ~、たのすぅぃ~♪


■ポケストップが無さすぎてあまりやっていなかった『ポケモンGO』も、相棒連れて歩けば飴ちゃん貯まって進化できるし、たまご孵化しちゃうから、これまた たのすぅぃ~♪
(ちなみに友人達には「まだやってんのかよ!」といじられます。
mineがポケモン?とも意外がられます。
レベル28の時にGoogleアカウントを変更した際、引き継ぎ失敗してデータなくなったのですが、また1から始めました……
ド田舎なので、街中まで行かないとポケストップからポケストップまでの距離が半端ない=ボールが無くなるのでやらない人の方が多い)




しかし、あたしには歩ける時間が限られているのだ……。




紫外線アレルギーや光視症(眼が日光に弱い)を持っているため、西日がなくなってきてからじゃないと歩けない。


かといって、家でやらなきゃいけないこともあるので帰宅の時間は限られている。





てことは……『ペース速めたら同じ時間でもたくさん歩けるんじゃない??』という発想に。





■音楽のジャンル無視。テンポも無視。




……踵あたりが何か痛いような気もするけど。




■今までと同じ時間でかなりの歩数アップだぜぇ!!
タマゴも孵化してポケモンGETだぜぇ!!



……踵あたりの痛み悪化してる気がするけど。




■ペースに慣れてきたから、わざと遠回りの道選んだりして新鮮だせぇ!!




てか、普通に歩くのも痛いやん?



いきなり過度な運動したせいで、踵の腱さん怒ってるやん?







……はい。

以上が心当たりです。




数日前から全然ウォーキングできてません。


突然やめるとモヤモヤします。


筋肉兄さんブランド(バンテリン)のサポーター購入しました。


サポーター、足小さいの忘れて普通サイズを買ってしまった為になんだか締め付けゆるい気がしてます。
いや、多分ゆるいです……あまり意味ないです。




このままの状態が続いたら病院だなぁ。




そして、治ったらまた歩くのたのすぅぃ~ってやるんだ……






あ…………梅雨入りやん?












かしこ。
初めは勘違いだと思ってた。

だって昔から寝ぼけやすいし。

その次は、夢だと思った。

だってあたしの夢には色彩も感触も音声もあるから。

その次は、一緒に寝ている猫の仕業だと思った。

だって猫は習性的に子猫に戻るから。

その次は……

その次は……

最終的に自分のせいだと思い込んだ。

毎回同じシチュエーションだとしても。

何もなかったと、これは自分の仕業なんだと。




気がついたら約30年前と同じことを仕出かしていた。




それではいけないと自覚を持つまで時間がかかってしまった……。

また自分の中に閉じ込めて他人には知られないように隠そうとしてしまっていた。

また自分で自分の首を締めて、感情を殺してしまおうとしていた。




あの頃とは違う。

今の自分にはきっと相談できる人間がいる。

ちゃんと表現する言葉も知っている。

きっと昔と違って今なら分かってもらえる。





悩んで悩んで、母に告げてみた。

母は信じてくれた。

あの頃とは違う。

ちゃんと信じてくれて伝わった。

わたしの言葉が母の中にちゃんと吸収されていった。

正直『まさか。勘違いでしょ』

という解答がくるんだと思っていたのに。

嬉しかった。

同時に『否定されると思ってごめんなさい』と強く思った。

対処策まで考えてくれた。

嬉しかった。

安心したのか、心に余裕が出来たのか、ふと気がつくと涙がスーッと流れた。



その後、一人になって分かった。

あたしは『怖かった』んだ。



続いていくかもしれないことも、

今までのように仲良く出来なくなるかもしれないことも、

もっともっと酷かった過去を思い出してしまうことも。

それら全てが『怖かった』のだと。



『どうしよう』『どうしていけばいいの?』それは表面で、

裏は一面びっしりと『怖い』で埋まっていたんだと。



同時に、SOSを受け入れてもらうことは、こんなにも温かいということを知った。

まだ解決していないのかもしれない。

でも、味方がいる。




約30年前の自分に教えてあげたい。

SOSに気づいてもらえずに、何年も何年もずっとずっと自分の感情を押し殺していく事になる幼い頃の自分に教えてあげたい。

SOSを受け入れてもらえることって、とってもとっても心が柔らかくなるんだよ。

冷えきった身体が温かいお風呂でほぐされていくような感覚になるんだよ。

もっと大きくSOS発信していいんだよ。

自分の為のSOSは悪いことじゃないんだよ。



自分自身が、それに気づかなくてごめんね。







かしこ。


米津玄師さんの『Lemon』が何故かぐるぐると脳内でリフレインしている。

歌詞の内容が悲しいから、「もう流さなくていいよ」と思うのに、気がつけば『Lemon』のMVの映像まで脳内にチラついてくる。

なので黒いピンヒールを履いて椅子に座りながら歌う米津さんが何度も出現する。



もし、あたしの大好きな人が突然亡くなったとして、

その大好きな人がマニキュアを塗ったあたしの爪が好きだったとして、

『その赤と灰色と紺色の組み合わせが1番好き』とか他愛のない会話を生きているうちに何度かしているとしたら、

あたしはその大好きな人の葬儀にそのマニキュアをしていくかもしれない。


周囲の人々は『マナーがなってない』とか『非常識だ』とか口に出さなくても心の中できっと思うのだろう。


もしかしたら直接『どういうつもりなの?!』と口うるさいおば様に指摘されるのかもしれない。


『貴方たちには分かってもらえなくていい。
これはあたしとあの人の大切な思い出なの。
あたし達だけが分かっていればそれでいいの』


きっと言い返す勇気のないわたしは心の中で繰り返す。


MVの米津さんが黒いピンヒールを履いている周囲にとって滑稽な姿は、

派手なマニキュアを非常識だと思われることと同じなのかもしれない……

などと無意識に考えてしまった。



ただ、あたしには分からない感情がある。

それは『愛している』『愛する』という感情。

『大好き』とどう違うのか、この年齢になっても分からない。

結婚式に出席する度に聞く、誓いの言葉。

『汝 健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、敬い……』

神父が「誓いますか?」新郎新婦に尋ねると、

あたしの中で「愛するってなんですか?」と疑問が渦巻いてしまう。

みんな一体どこでらそんな感情を教わってきたんだろう…

『愛している』と『大好き』の違いはなんなのだろう…


『Lemon』が脳内でリフレインしてる最中、

掃除機をかけながら、ただただそんな事を考えていた。




かしこ。
近頃無性にKに逢いたくなる。

もう逢えないって分かってるのに、それが余計に逢いたくさせる。 

自分で命を絶ったKは成仏なんてしていなくて、その辺をフワフワと空気と一緒に漂っているんじゃないかって本気で考えたりもする。

睡眠薬も効かない真夜中。
左腕の中で寝ている猫のにゃあの寝息を聴きながら、『この子はちゃんと生きているんだな...』と思いながら、視力の弱い目でぼやけた天井を眺める。

もしかしたら枕元にKが訪ねてくるんじゃないかと期待しながら、Kと何を話そうかと考えてみる。
けれど、彼は一向に現れない。
当たり前だけど現れない。

『Kと同じであたしも自分の事が邪魔なんだよ。生きることが怖いんだ』

『あたしは身体も心も考え方も汚いの。だから大切な人を傷つけてしまう。あたしは重荷でしかないんだと思う。一体どうしたらいいの?離れていった方が相手は幸せになる?本当はそんなの嫌だ。でも苦しいね。Kもそうだった?こんな気持ち抱えてた?』

『Kと同じ屋根の下で暮らしたコトもあったのに、お互いに自分の事を隠し続けてた。あの時お互いに本音を吐いていたら何か変った?』

『バカだなぁ...真実を知ってもあたしは拒絶したりしなかったのに。』


親族の中で最期に会ったのも、メールをしたのも、あたしだった。

Kが命を絶って、かなり経過してからあたしに両親からそれらを伝えられた。

後追いする可能性があるからという親族達の気配りだった。


あれから何年経った?

記憶が曖昧でぼやけてしまって思い出せないや。

 感情が不安定だからかな、そんなコトばかり考えてしまう。

K、もう春だよ。


頭も心も空っぽで、

今のあたしは何だかカラカラに干からびたスポンジみたいだ。



仲良しの女友達3人でグループを組んでるLINEに

『2人とも元気?』と送信してみた。



すぐに既読がついて

『元気だよぉ~♪mineはぁ~?』

『こっちは元気にやってるよん❤』

と可愛いスタンプ付きで返ってくる。



『2人が元気ならそれでいいんだぁ~』

あたしは打ち込んだ。

するとまた可愛いスタンプが返ってきた。



本当は元気なんかじゃないんだ。

頭も心も空っぽの状態が最近ずっと続いてて、

その原因も分からなくて、

ただただ苦しくなって、

ただただ訳のわからない涙ばかり流してるんだ。

喉の奥が締め付けられたように苦しくなって、

動悸が止まらなくなるんだよ。

でもそれが言えなかった。



笑うコトはできるよ、得意だから。

冗談も言えるよ、得意だから。



何であたし、このブログを打ち込みながら

こんなにボロボロ涙流してるんだろう。

画面がぼやけて霞んで見える。

こんな苦しい涙でスポンジを膨らませたくない。



吐き出したかったの。

何にでもいいからこの状況を吐き出す場所が欲しかったの。



本当は誰かに聞いてほしいのかもしれない。

声を出して言葉にしたいのかもしれない。

『そっか。苦しいんだね』

って分かって欲しいのかもしれない。

でもそれが出来ない。



足元で猫が遊んでほしくてスリスリしてる。

遊んであげるよ。

無心になれば何でもしてあげれるよ、慣れっ子だから。



どうか、スカスカのスポンジがこれ以上干からびて

カチカチになってひびが入っていきませんように…。

お願いします。

どうか、お願いします。

元気を下さいとは言わないから、

せめてこれ以上壊れてしまいませんように…。










どうも、mineデス。



突然ですが…あたしは頻繁に常備薬を飲み忘れしてしまいます。


朝・昼・夜・就寝前と一日に3回、


合計15錠を服用しなければならないのに、


うっかりすっかり飲み忘れ…


飲んでも飲んだコトを忘れ…(;^ω^)



外出して買い物の最中に発作を起こしたり、


突然の吐き気におそわれたり、


舌が痛くなって食べ物が食べれなくなったり、
(舌の痛み止めも常備薬)


そういう症状が出てから、


「あ、やばい…あたし薬飲んでないや…」


と気づくのです…遅すぎです(゜д゜;)



そのせいで周囲に迷惑をかけることも多々あるので、


「どうしよう…o(;△;)o」


と悩んだりしてました。




そのコトを親しい人に相談したところ、


『アプリで管理できないか?』


と何気なく言われて、早速探してみました(`・ω・´)ゞ



すると…無料アプリで【お薬ノート】や【お薬アラーム】等を発見!!


即ダウンロード!!!


結果…時間時間にお薬の服用のお知らせが来てくれるヘ(゚∀゚*)ノ


服用したらチェックマークが付けられるので、


飲んだか飲んでないかをチェックできるヘ(゚∀゚*)ノヘ(゚∀゚*)ノ



一日に何度もお薬を服用しないといけない人にとっては


素晴らしいアプリだと思うのヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ




あたしのようなうっかりだらけの人間にはお勧めデス('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)



そのことを知らせたかったmineでしたo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪



かしこ。
とてもとてもお久しぶりなのデス。

mineでございマス<(_ _)> 



先日、高校時代から付き合いが続いている

Mちゃんと久々にデートして参りました(´∀`*)

彼女は2月の下旬がお誕生日。

でも、なかなか会うことができず…(´-ω-`)

あたしもなかなかお誕生日プレゼントを購入できず…(´-ω-`)

…が、デート数日前にやっと購入できますたぁ(´∀`*)


大好きな某雑貨屋で広い店内を長時間ずーーーーーーっと

ぐるぐるぐるぐる彷徨い続けたのだけどねぇ…(´Д` )

無事に購入出来て良かったぁ…



-----そしてデート当日-----



Mちゃんが車で迎えにきてくれて、そのままランチへ。

久々に行きたかったお店でランチを注文して、

お料理が来る前に渡しましたよぉ(o´艸`)



その時のMちゃんの反応…

  ↓ ↓ ↓


M  :『ええええええぇぇぇ!マジでマジで!?』

mine :『マジですよぉ~(´・ω・`)』

M  :『何?何?プレゼントの中身ってあたしのイメージ?』

mine :『何だそりゃ(´・ω・`)?』

M  :『mineが思うあたしのイメージってどんな感じ?』

mine :『クールな外見と裏腹に泣き虫で甘えん坊…(´・ω・`)』

M  :『あ、はい。その通りです…開けていい?てか開ける!!』

mine :『好きにしなさい(´・ω・`)!』

M  :『わああああ!超可愛い!!超嬉しいんだけどぉぉ』

mine :『良かったのぉ~(´・ω・`)』



Mちゃんにプレゼントしたのは、

【カーテン留め】←濃いピンクの大きなお花が付いてるの。

【アロマランプ】←白い陶器の。灯すとお花と小鳥が浮かぶの。

【アロマオイル3本】←店頭にあった全15種類全てを嗅いで選んだ厳選物。

以上。



M  :『速攻カーテンに付けたい!こういうお花超好きなのぉ!!』

mine :『知ってる(´・ω・`)』

M   :『えっ!?あたしお花系好きって言ったことある?mineよくあたしに

    ヒョウ柄とかゼブラ柄が似合うって言ってるじゃん!!』

mine :『買い物行くとお花模様のモノばっかり手に取るじゃん(´・ω・`)』

M   :『マジか…。あたし無言アピールしちゃってるんじゃん…

    でも、アロマ系って欲しいのに自分でなかなか買わないから嬉しいぃぃ』

mine :『疲れたココロを癒しておあげぇ~(`・ω・´)』

M  :『でも、なんでキャンドルじゃなくてランプ?』

mine :『癒されて寝ちゃって火事起こして部屋焼くから…』

M  :『あたしのコト分かってるねぇ~。てか、オイルの匂い嗅ぐ!』

mine :『ダメだったら後は好きなの買いなさ~い(´・ω・`)』


Mちゃんは全てのオイルを気に入ってくれますた。

あたしの選んだオイルの中の1つが、あたしの香水の香りと似ていたらしく…

M  :『この香りに包まれながらmineのコトを想うわぁ!』

と言われたので、

mine:『想いがお腹痛くなる呪いに変わりそうだからやめてねぇ~(´・ω・`)』

と断っておきました…





実は…


あたしは、Mちゃんみたいな女性が羨ましいのデス。

あんな風に贈り物をされて相手の前で喜びを表現できるって、

素敵だし凄いなぁ~って(´・ω・`)

Mちゃんに関わらず、

mineと仲のいい女の子はみんな喜び方が可愛いのですよ。

包を開けた瞬間の表情とか、

見るからに嬉しそうな目とか。

なんかとってもキラキラしてるの。

mineはそれが苦手で自分で出来ないのですわぁ…

どちらかというと、相手の前でオロオロしてしまうのです(;´Д`A

嬉しいのにオロオロ…

喜びを表現したいのにオロオロ…

「ありがとう」と言いながらも、ちゃんとその「ありがとう」が

相手に伝わってくれているのか分からずオロオロ…

キラキラじゃなくてオロオロ…何この違い(ノω・、)



あんな風にキラキラな女の人にいつかなれるのかしら…


長文駄文で失礼しました(。-人-。)





かしこ。
濃厚な夢の中に、


高校時代の友達N&M&Kが登場。

----------------


目が覚めてボーッとし続けた2時間後、


さっきまで夢に登場してたMから「明日遊んで~♥」


とmailきますた。



その2時間後、またまた夢に登場してたNから、


「言うの遅くなったけど、年賀状のイラストひどいだろっっ!」


とmailきますた。



タイミング良過ぎでしょうが…(´<_` )




mineは毎日夢を見ます。

mineの夢はカラーで音声付きで感触付きです。

たまに匂いもあります。

解離障害の方々の多くがそうらしいです。



ちなみに今回の夢の場所はきったない病院&旅館でした。


あ、明日はMとデートだ(`・ω・´)



かしこ。

一日に一体何十回ため息をついてるんだろ。

あたしの家族の間には問題が多すぎる。

目に見える問題ならまだいいの。

影で進んでいく問題だから余計に苦しい。




精神科の先生も、カウンセリングの先生も、

「自分を優先にして考えなさい」

「まずは自分勝手に生きろ」

っていう。

そりゃそうだ。そんなの分かりきってるさ。

でもね、それが出来たら悩んでないのよ。




他の問題ばかり考えるのは、

その問題を解決しないと自分が安心できないから。

解消されないと自分も進めない。

あたしは別に良い人間なんかじゃない。

ただ自分だけ笑っていることができない人間だっていうことだけ。


「そんなにみんなのコトで頭抱えて悩まないで」

「体調が悪くなるくらいなら、考えなくていいよ」



いやいやいや・・・出来たらこんな状態になってないわ!!!




相談される度、

悩みを打ち明けられる度、

愚痴を漏らされる度、

「〇〇には言わないでおいてね。実は・・・」

「~って考えてて・・・でも××には言わないでね」

「心配かけちゃうからみんなには黙っててね」

解消されない秘密の問題がたまり溜まって、あたしの頭と心の容量オーバーする。




各自ひとりひとりの考えや気持ちを知ってるけど、

それは全て内密に。

変な話、皆に嘘付いてる気分にもなるのよね。



こんな愚痴ブログ書くしかできない自分も情けない。

いろいろと余裕がないんですわ。



かしこ。





昼間、突然の雨。

ベランダに干してあった洗濯物を急いで取り込んでいると、

はなれの祖母の庭先にも洗濯物が干してあるのが目に入った。


あ…祖母の洗濯物が濡れてしまう…。

取り込んだら祖母も濡れてしまう…。


「関わろうと思わないで」

「発作の原因に自分から近づいちゃ駄目だよ」


医師達の言葉が頭をよぎったけど、


「君が解離して出てくる人格は一部は危険だけど、

 その他は君の味方なんだ。存在は厄介かもしれない、

 だけど結果的には君を守ろうとしているんだよ」

という教授の言葉がそれよりも頭を強くよぎった。


気付いたら、あたしは雨の降っている庭にいて、

祖母の洗濯物を取り込んでた。


それに気づいた祖母と目が合った時、

また「泥棒」扱いとかされてしまうのかな…

と考えながら、

「おばあちゃん、これ。雨が降ってきたから中に干したほうがいいよ」

と祖母に告げると、

「あんたが帰ってきてるなぁ、とは知っていたんだ。

 洗濯物取り込んでくれて、ありがとうね」

と言う言葉が返ってきた。

「ううん。まだ乾いてないから廊下に洗濯物かけておくね。

 あとは大丈夫?」

そう言うと、

「助かりました。ありがとうね」

と笑って言ってくれた。



自分の家の中に戻った時、何故か手が震えていたけど

恐怖心は一つもなくて、ドキドキしながら

「良かった…」

心からそう思った。



祖母はその時々で人格が変わってしまう人。

今日はラッキーだったのかもしれない。



ただ、あたしにとって今日の出来事は祖母の為じゃない。

完全に自分の為だったんだと後からそう思えた。