~~ このブログでは、fujikoが日頃思っている事、

     感じている事などを、勝手気ままに綴っています ~~

 

 

 

私は、昔から感情表現が苦手だ

 

嬉しい事も、悲しい事も、

頭にきたり、悔しかったりしても、

なかなか言葉にしたり、態度に表す事ができない

(でも、ある日たまって来ると、爆発する事もあるが・・・)

 

そして、感情の赴くままに言葉や態度に出す人も、苦手

 

自分では表現できないからなのか、

何となく子供っぽく感じてしまったり、

理性がないように感じたりするからなのか

 

そして、思った事をそのまま口にする人は、

わがままにも感じてしまう

 

 

でも、マイナスな気持ちの表現ではなく、

嬉しい事や感動した事を素直に言えたら素敵だなと思う

 

 

そんな人に先日出会った

 

例のダイヤモンドプリンセスで秋田に行った時

竿燈祭りを見ていた時

 

私の後ろにいた女性

振り返らなかったので分からないが、

多分20代後半から30代位だろうか

(きっと、綺麗な女性だったに違いない)

 

 

竿燈の提灯が高く掲げられると、

「わあー、すごい、素敵素敵」

「なんて綺麗なの」

「こんなの初めて見た」

 

 

提灯が風にあおられて、持ち手が耐えているのを見て、

「頑張れ、頑張れ」

「そう、その調子」

「よいしょ、よいしょ」

 

まるで自分も一緒になって持っているかのように

 

 

 

小さな子供の竿燈の姿を見ては、

「頑張って、もう少し」

「偉い、偉い、もう少しだよ」

「頑張ったね、良かった」

 

 

その声は、高すぎる訳でもないが、

よく通る声で、くっきりと耳障り良く聞こえてくる

 

 

いつしか、(多分)周りのみんなも

彼女の声を聴きながら、自分は声を出さなくても

同じ気持ちで声援している感じがした

 

 

 

今の若い人達の、

「ヤバっ!!

「ちょっと凄すぎるんだけど」

などと言う、ボキャブラリーのない、

すごいんだか、すごくないんだか分からない言い方ではない

 

本当に心から感動しているのが、伝わってくる

 

 

そして極めつけ

 

「こんな素敵なお祭りを見れて、幸せ」

「秋田に来て、本当に良かった」

「竿燈祭り見られて、本当に良かった」

 

 

何人かの男性(多分会社関係)に連れられて来ている感じだったが、

こんな事を言われたら、本当に連れてきてあげた甲斐があったというもの

 

 

こんな風に感動を素直に表す事のできる素敵な女性は、

きっと幸せになるんだろうなあ

 

 

私も、少しだけ、

これからは、幸せの言葉や感謝の言葉を

出来るだけ口にするようにしようと感じた