GWは岩手に行ってきました!

4月に福島から東京に引っ越し、ブログを東北の暮らしから東京の暮らしに変更して2回目のブログにして、もう東北ネタ泣き笑い

1ヶ月の東京暮らし、忙しくて書くことあんまりなかったから。笑

今回の平泉〜盛岡は、7世紀から12世紀の史跡を巡るちょっとマニアックな歴史旅です照れハート


去年の夏、福島の国見町に行ったときに中尊寺金色堂に納められた藤原泰衡の首桶から出てきた古代ハスをみてから、ずっと中尊寺金色堂に行きたかったんです。


実は今年の年明け、一度中尊寺金色堂に行こうとしたんですが、ちょうど東京の国立博物館で建立900年中尊寺金色堂展をやっていて。

いつもは中尊寺金色堂にいらっしゃる貴重な仏像様11体が、なんとみんな揃って1月から4月まで東京の国立博物館に出張中泣き笑い

エジプトのミイラ様はよく世界各地に出張してるけどね。まさか中尊寺の仏像が東京出張とは。


↑お堂にいる仏像様方。


危うく空き家みたいになった金色堂に行くとこでした。

仏像様方が平泉にお戻りになったGWを待って平泉へ向かいました指差し

東京からはやぶさに乗ったら一ノ関まであっという間。



一ノ関駅に可愛いピカチュウいましたラブラブ


一ノ関駅前でレンタカーして、世界遺産平泉を目指します指差し


岩手の平泉には、奥州藤原氏が作った寺院がたくさんあり、そのうち中尊寺などの寺院四つと金鶏山が世界文化遺産に登録されています。


https://www.sekaiisan.pref.iwate.jp/


まずは中尊寺から。

町営駐車場に車を停めて急な月見坂をのぼります。



新緑の表参道は気持ちいい。

久しぶりの山の匂いに心が落ち着く。


中尊寺は山全体の総称で、境内にはたくさんのお堂があります。


フーフー言いながら登っていくと弁慶堂がありました。



中には大きな弁慶様。



強そうお願いハート


奥州藤原氏三代目藤原秀衡に庇護された源義経の郎党、武蔵坊弁慶。


怪力無双の荒法師として数々の伝説が残っていますが、多くは後世の創作だそう。


でも、1000年近く経った今でも、脛のことを弁慶の泣どころって言うくらいだから、めっちゃ強かったんだろな。



見晴らしの良い東物見台をすぎると、中尊寺御本殿がありました。



こちらには大きな釈迦如来像がいらっしゃいます。

珍しく撮影もOK指差し



中尊寺のメインは御本殿ではなく、奥州藤原氏の残した文化財3000点が貯蔵された讃衡蔵と今も唯一現存する金色堂です。


この2つはチケットを購入して拝観します。


2つとも内部は撮影も禁止なので外からしか写せませんでしたが、どちらも本当に素晴らしかった!



金色堂は覆堂の中に展示されています。


藤原清衡が極楽浄土を表現しようとして建立した黄金のお堂には、細部まで夜光貝を用いた細工が施されて、息を飲む美しさ。


黄金のお堂が煌びやかなのは想像していましたが、こんなに繊細な細工がされているとは。


お堂全体が美術品という感じでした。



内部は撮影禁止なのでパネルだけ。

讃衡蔵の如来像や文化財もすごかったです。

日本の平安後期の文化レベルの高さに驚きます。


奥州藤原氏は、前九年、後三年の役の後、戦で失われた全ての命を供養し、平和な世を願って、この地に極楽浄土を作ろうとしたそう。


中尊寺の境内はめっちゃ広くて半日2時間では回りきれないくらいでした。


この日は、道の駅の隣にあるガイダンスセンターや毛越寺にも寄りました。



平泉の町は広々していて本当に穏やか。



今でも極楽浄土のような世界が広がっています。



ランチは道の駅で盛岡冷麺ニコニコ





平泉、世界遺産だけど外国人観光客もあんまりいなかった。


いるだけで癒される平泉。


大自然と一体となった遺跡には京都とは違った魅力がありますニコニコ


岩手旅つづく