最近の家の窓って小さくて少ないという印象があります。
断熱の弱点である窓を少なくして、断熱性能を上げる、とか工事費を抑える、とか防犯的に、とか色々理由があるようです。
また今の家は24H換気システムが義務化されているから、窓からの換気があまり必要ではないらしいです。
しかし、私は外からの風を入れたいし、光も入って欲しい。そして、南側の庭や公園の桜の木が望めるように窓を大きく取りたい気持ちがありました。
なので、リビングの窓が一番悩みました。
掃き出し窓は、工務店の標準がトリプルサッシでした。
雨戸を付ける必要がないというトリプルサッシ。
元々、雨戸は付けたくないと思っていたので、
トリプルサッシで良かったのですが、
大きさは1650㎜。…ちょっと狭い
大きくしたいと言うと、2500㎜になるとのこと。
しかしその分金額も上がります、、、
しかも、重い、、、
トリプルサッシは、その名の通り三重のガラスです。1650㎜でも結構重いです
めっちゃ悩みました
結局はあんまり重いと歳を取ったときに困るかなぁと思い、1650㎜にしました。
また、桜の木が見える位置の窓、これは今だにどうしたら良かったのか正解がわかりません
横360㎜、縦900㎜が二つ並んでます。
ちょうどテレビを置くところなので、シンメトリーになるように窓を配置してます。
こんな感じです
一応LIXILで実際の大きさを見てはいるのですが、イメージができてなかった
思ったより小さい
横360㎜と書きましたが、実際のガラスの幅は240㎜しかないのです
桜の全貌が見えません
ここでも910㎜の弊害がありました。
窓の位置や大きさが柱の都合で制限されるのです。もう少しハッキリ希望を推していたら、どうにかなったのかもしれませんが、この時は「柱があるしなぁ」と簡単に諦めてしまいました
今は昔と違って引き違い窓が少ないようで、工務店さんからの提案も掃き出し窓以外は全て縦すべり窓と横すべり窓でした。
引き違い窓よりも、機密性が高いとのことです。
縦すべり窓は風通しがよく、横すべり窓はあまりよくないようです。しかし、雨が入りにくい、外から見えにくいなどのメリットも。
住んでみてからの感想としては、彩光については、そもそも縁側の軒をかなり出していたので、光はあまり部屋に届きません
冬は比較的入るのですが、夏は結構暗いです。
夏の強い日差しが中まで入らず快適ではあるのですが、昼間明るい室内とはならず
すべり出し窓は、今っぽい感じでオシャレ感がありますが、ホントに風が入りません
(南は縦すべりで窓も多いですが、北の窓が少ない上に横すべり窓、だからですかね)
一長一短ありますね