スピルバーグ監督の描く戦争映画は現実的。今回も期待通りの映像でしばらくご飯食べられなくなるくらいの残虐さだ。
リンカーン大統領が戦場にモールス信号を送る技術者たちの会話が記憶に残る。人は選択して生まれてくることができるだろうか?ユークリッド数学の論理を引用してイコールについて説く。
リンカーンは最後に妻と海外旅行に行くならダビデやソロモンが歩いたエルサレムへ行きたいという。
脚本のところどころに自分が弁護士だったころの経験を話したりしてジョークを交えて人を説得していく姿は現在の大統領オバマさんもそうななあと想像する。憲法改正案の原点を考えさせられる映画だった。
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