購買心理をついた例え話を聞きました。
是非、読んでみて下さいね。


ジャカルタ市内に2人の少年がいました。

一人は、象牙を売っています。

1m近くある象の角を持って、のっしのっしと歩いてきます。

ちょっと誇らしげな表情です。

信号待ちのクルマに近づいて、「どうだ」とアピールします。

もちろん象牙はニセモノです。果たして売れるのでしょうか?



残念ながら、クルマの窓を開ける人はいません。

みんな手を振って要らないと断ります。熱帯の炎天下・・・、
排気ガスを吸いながら・・・
重い石膏の象牙を持って・・・
クルマを1台1台回ります。

過酷です。。



もう一人は、傘を貸しています。

ふだんはデパート出口の物陰で、グーグー昼寝をしています。

怠け者です。



ジャカルタでは1日に1回、バケツをひっくり返したようなスコールが来ます。
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その時だけ、目を覚まします。

買い物客はスコールを見て、一瞬ひるみます。

そのタイミングで「ミスター!」と声をかける。

傘を貸して日銭を稼ぐわけです。傘が要るのは、10m向いの駐車場まで。

一人終わればすぐ戻って、また「ミスター!」この傘貸しサービスは、人気です。

スコールの間、商売は大繁盛です。


なぜ傘貸しは売れるのでしょう?

当たり前ですよね。ただ当たり前だからこそ、考えてみてください。

当たり前のことから考えると、大切なことが見えてきます。



傘貸しが売れる理由を3つ、挙げてみてください。



とても大切な話が始まっています。

傘貸しが売れる理由、それは次の3つを同時に満たすからです。

傘がない人に、・スコールで困っているときに、傘を貸す。


『困っている人に・困っているタイミングで・解決策を差し出す』


3つを同時に満たします。



「同時に」が大切なポイントです。

一方の象牙売りはどうでしょう。困っている?

別に・・・。タイミング? 

クルマの中で「えっ、象牙がないの!それは大変だ!」と思う人がいるのか?

まぁ、いないでしょうね。解決策? 

別に困ってないわけですから・・・。全部が全く噛み合いません。

3つの重なりがないわけです。

シンプルに考えてください。

困っている人に、困っているタイミングで、解決策。これがかみ合わないと売れません。



ところが、みんな象牙を売りたがるんです。

それは、単価が高いから・・・

もしくは、象牙売りの方がカッコいいから・・・
もう一歩、話を進めましょう。

こう思われているかもしれない。

「けど、傘貸しでは採算がとても合わないですよ。」
そう、それはその通りです。では、どうするか?

「傘を貸して仲良くなって、象牙を売るです。」

「傘を貸して仲良くなって、象牙を売るのです。」

自社に傘があるのか、ないのか?

どの商品やサービスが傘にあたるのか?なければ、どうやって傘を作るのか?

傘が機能しないと、前に進まないのです。
象牙から入ると、辛い思いをします。
ぜひ、傘を探してください。
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