人は自由にさせた方がしっかりする
人は、
他人が厳しく細かいところまで
管理しようと
すればするほど
能力が落ちてくる面があります。
人間は本来自由に
創られているので、
誰かに管理されて細かく統制されたり
干渉されると、
やる気、能力、自主性、行動、
ほかすべてが落ちていきます。
軍隊のような特殊な場合は
また別の話ですが、
基本的に人間には
自由からの自主性を神様から
期待されています。
自由を与えられると
人は怠けるものだ、
という意見もありますが、
だらけたり怠け者になるのは
ごく一部。
これは法則上仕方なく
どんなに厳しくしても
この類の人間は必ずでてきますが、
大多数の人間は放っておいても
勤勉だったり
大なり小なり向上心という
本能があります。
ですから、
目指すべき方向だけ
明確になっていれば、
自己責任、自主性、
個人のやることに全権限を持つことで
やる気→行動力アップ→才能開花
という結果をもたらします。
私はサラリーマン時代の経験で
見事にそれを目の当たりにしてきました。
リスクを恐れて
細かくうるさい責任者の現場ほど
クレームや事故が多く、
一見、ゆるいくらいアバウトで
自由に放任する責任者の現場の方が
クレーム、事故が少なかったです。
これは業種や会社を変えても
いつも同じパターンでした。
また飲食店などは
店長が楽しい雰囲気を作ることに
努めていたお店は
活気、やる気、売上など
アップしていました。
皮肉なものですが、
清掃業務などで
責任者が、
真面目にその現場を統制しようと
細かく決まりを決めて、
従わせようとすればするほど、
ミスや事故や多発したのです。
これは、
手段、方法、一挙手一投足まで
細かく干渉されると
働いている人のマインドが
目的からズレてしまうからです。
ある清掃の現場では
やたら報告書にこだわる責任者が
いました。
現場の人間が書く
報告書の項目は
どんどん増え、
書き方まで
指定されていきました。
結果どうなったか。
現場のクオリティは
どんどん低下し、
クレーム、事故が増えました。
なぜか。
報告書を書くためだけの
作業となり、
書くのがあまりにも面倒なため
目くらチェックの続出。
実際と違う改ざん報告。
作業への集中力低下
などを引き起こし、
なんのために
この作業をしているのか
わからなくなり
形だけの仕事に
なっていったのです。
また
気を利かせた
イレギュラー対応をすると
いちいち詳細を書いたあげく、
やぶ蛇的に
何か突っ込まれるかも、、、と
ネガティブにとらえられ、
面倒だから
言われたことしかやらない
と、なっていきました。
上からは
粗探しをされる
という意識に
なってしまっていたわけです。
真面目な管理者にとって
放任主義は非常に怖いでしょうが、
結局、人を育てようとか
みんなの倖せを思うのではなく、
責任者としての保身に
マインドが向いているがゆえに
返ってトラブルが起こる
悪循環になってしまうのです。
そこが、ミソです。
理念だけはしっかり持ち
常日頃から伝えて
あとは自主性を持たせるために
自由に伸び伸びとやってもらう。
現場の人間が楽しく
うまく回っているところの責任者は
共通してこんなイメージでした。
そうなることで、
自然に自主性の高い人が
集まってくるんですね。
自由と自己責任によって
人は無限に進化するものです。