この世の中には、
ストレスを感じやすい人、感じにくい人がいます。
またストレスが多い人と、少ない人もいます。
ストレスがない人が多くいれば
当然に、
ハッピーな世の中になると思うのですが、
実は世の中に存在する
ストレスは天下の回りもので
世の中の人全員のストレスがなくなることは
ありません。
つまり誰かのストレスがなくなったとしたら、
別の誰かがその分ストレスを担うようになる
という法則が存在していいます。
たとえば、
ある職場でなぜか他人の仕事まで
引き受けてしまうお人好しの
頑張り屋のAさんがいたとしましょう。
その頑張り屋Aさんが
仕事の負担が多くなりすぎて
ストレスを抱えます。
その人は、お人好しのため
仕事を断れないのです。
そして、ついに耐えられなくなり
仕事を辞めて
ストレスから解放されます。
そうすると、
その人が請け負っていた仕事を
職場内のBさんが代わりに請け負ったり、
Bさんの他にも、Cさん、Dさん、みんなで分担して
やらざるを得なくなります。
このように、Aさんの抱えていた
仕事の負担やストレスというものが
別の人に移動したり分散されていくわけです。
何が言いたいかというと、
自分のストレスがなくなった場合、
そこで「やったー!!」と
なるわけですが、
実はその裏で
自分が抱えていたストレスを
他の誰かが担っている
ということです。
たいていの人であれば、
そんなことは知ったことじゃない、
自分のストレスがなくなって
それで話は終わりで良いじゃないか、
と、なるでしょうし、普通の人なら
それで良いでしょう。
でもこれは神様の目から見たら、
人は自分だけ倖せになれれば
それで良い、それがゴール、
というわけではないのです。
他の人に関心を持ち、
助けることができないかと
考えることを期待しています。
一段高いステージで生きることを
目指す人であれば、
そこは忘れてはいけないでしょう。
『ライフカラーカウンセリング』でも、
火性(子供心)の性質が強く出ている場合は
本人のストレスは、少ない状態である反面、
あなたが周りの人にストレスを与えている可能性がある
という診断をする場合があります。
つまり、
自分さえ良ければいい、というマインドになれば
当然、ストレスはある程度回避できますし、
ストレスを意識することもないでしょう。
なぜなら我慢しないからです。
しかしその我慢しない分、
周りがあなたのことを
「こいつやべーやつだな・・・」
と思っていることが多くなります。
もう1つたとえると、
専業主婦で優雅に暮らし、
ほとんどストレスがない人の旦那が
サラリーマンで、
会社で非常にストレスを溜め込んでしまい、
毎日辛かったとします。
奥さんは旦那に会社を辞められたら
大変なので、
なんとか辞めないで
頑張ってほしいとプレッシャーを
かけます。
しかし
その旦那がついに
ブチ切れて
会社を退職することになったとしましょう。
旦那は働かずプラプラして
会社のストレスからは解放されます。
ですが、
今度は奥さんが働かねばならず、
奥さんには過剰な負担がかかってきます。
種類は旦那とは若干違うかもしれませんが、
精神的、肉体的負担という意味では
同じストレスがかかってくるのです。
これは旦那のストレスが、
奥さんに移動したということになります。
また
旦那は会社のストレスからは
解放されたものの、
家では奥さんから
毎日文句を言われたり、
働いていないことで
世間の白い目からのプレッシャーで
それなりの
新しい種類のストレスが
発生してくるでしょう。
この世で発生するストレスは
インフルエンザのウイルスのように
姿形を変えて回りまわっていきます。
誰かが楽になるということは、
誰かがその分の苦労を
必ず担うことになります。
その法則があるため、
世の中はなんだかんだいっても
回っているともいえます。
頑張らない人がいる裏には、
頑張っている人がいます。
仕事を平気で休む人がいる職場には、
その分、人の何倍も頑張る人が
いるものです。
ここで、
ストレスから解放された側の
立場からすると、
自分のストレスがなくなって
自分が倖せになったのであれば、
やはり、その分
まだストレスから解放されていない人に
関心を持って
そんな人たちを倖せに導く仕事を
していくことが、
今の倖せをキープする
コツとなります。
世の中の本物の成功者の方たちは、
自然にそう動いていますし、
そういうマインドがあるからこそ
本物の成功者となっているわけですね。
今自分が倖せだと感じるのであれば、
まず身近な人がその分
苦しんでいることがないかとチェックしてみましょう。
あなたの知らない裏側に
悲しんでいる人がいないか
関心を持つようにしてみましょう。
自分が今のストレスフリーだからといって
今倖せになっていない人たちに対して
「自分には関係ない人たち」
「そんなのはすべて自己責任だからその人のせい」
というマインドをもってしまうと、
あとで人生の法則から
手痛いしっぺ返しを受けてしまいます。
子供にようやく手がかからなくなったと思えば、
今度は親の世話で大変になるのは
世の常です。
ストレスというものを、
人はなくそうなくそうと
考えがちですが、
消すものでも、なくなるものでもなく、
対応するもの、対処するもの、
であるといえるのです。
そして、本当に倖せになっている人の
頭の中は、
人の倖せをどうしたら実現できるか
ばかりを考えるものです。
ストレスが今ない、少ないと感じている人は、
その分、身近な人に自分の分の
苦労や負担をかけてしまってないか
振り返ってチェックしてみましょう。
もし本来自分が担ってもおかしくない
負担をかえてしまっているのであれば、
ちゃんとフォローしましょうね。