結論から言うと、
「悪」とは、もともと存在するものではなく
人間の自由性が行き過ぎた場合に起こってしまう
現象と言えます。
まず、悪とはいったい何でしょう?
皆さんのイメージで悪者というと、
自我良くが強く、
自分のためなら他の人がどうなってもいいという
マインドを持っている人
人の嫌がることを平気でする人
人を騙して自分だけ良い思いをしようとする人
弱いものをいじめて力で他人の自由を奪う人
等々…ですよね。
今挙げた例に共通するのは
自分のことしか考えないということですね。
他人の迷惑を考えず、自分の思うままに他人を支配しようとしたり、
他人を積極的に傷つけても自分の欲を満たそうとしたり。
では神様は
人間が引き起こすこのような現象をどう見ているのか。
結論から言うと
神様は悲しみながらそれらを引き起こす人間が
反省をして心を入れ替えることをじっと待ち続けている
というのが実際のところです。
神様は、直接人間に対して
ああしろ、こうしろ、これはダメ、あれはダメ
という強制的なことは絶対にしません。
しかし神様は
単に待っているだけではありません。
目に見える形ではないけれども、
自分がやったことは
必ず自分に返ってくる
という作用反作用の法則を作っており、
人間が自分自身で気づいて
反省ができるようなシステムを組んでいることと、
正義のヒーローではありませんが、
必ず、正義感が強く、人間を正しい方向へ導く
リーダー的な魂を
この世に送りこんで
人々を教化するようにしています。
旧約聖書では
大天使ミカエルが、
権力欲、支配欲に溺れた元天使サタンを倒す話があります。
この話は神話のような
おとぎ話風に現代に伝わっていますが、
元は実話だそうです。
かいつまんでお話すると
ルシファーという天使が
王族の王として「サタン」という名で生まれ
人々をうまく統治する使命であったのですが、
生まれてから成人するころには
自分を知恵ある者として自己評価が過剰評価になり
しかも、
石油がある場所を当てることができるという
霊能力を持っていたため
戦には火を使った戦術で
連戦連勝でした。
そのうちにサタンは
どんどん支配欲が増大し、
自分が神のような存在になろうとしました。
この時点でサタンは
悪政をしくようになり
自我自欲に溺れ、
人々の生活はサタンに都合の良いように支配され
非常に荒んでいったそうです。
「これはまずい…とんでもない事態になる」
ということで、
あの世で天使長であった「ミカエル」が「
地上に生まれ変わり
成長したミカエルがサタンを倒し、
悪政に終止符を打ったということです。
サタンは死後、元居た天国に帰れず
あの世で一人暗い想念の世界に堕ちてしまいました。
サタンは神を呪い、
その暗い想念に近いところにいた波動の悪い霊たちや
現実世界のちょっと邪心を持った人間に憑りつき
自分の支配下に入れ、手下を組織化しました。
これが、地獄と呼ばれる世界の
始まりと言われています。
これは、ある巨大霊能者による霊視の話も含まれるため
神話チックになっている実際の旧約聖書とは
ちょっと違うかもしれませんが
要は、この世界がどんどん悪くなると感じられる場合は
必ず、天は
その悪の増長を食い止めるため、
その力に対抗できる人材の魂を送りこむということです。
今の話でいえば
神様が直接サタンを消してしまうのではなく
あくまで、この世界のルールに基づき、
人間同士で解決させるように計画するということです。
もちろん、天国の住人たちの組織的な
目に見えない支援もあっての計画です。
結果的にサタンは
自分が悪の限りを尽くし、人々を殺していたため
反作用として最後は自分が殺されました。
これは一国の統治に関わる
大きな話ですが、
みなさんの日常のご経験の中にも
「悪いやつ」がのさばっているな…
と感じられた経験もあるでしょう。
そういう人はそれだけ多くの人に
不快で損害を与えているのであれば
いつか必ず本人が損害を被る日がやってきます。
正義感の強い人は
俺がこらしめてやる!と意気込むこともあるでしょうが
あんまり目には目を、歯には歯を
で、いくら正義のつもりでも
必要以上にボコボコにすると
やはり法則により、自分もそのやり過ぎに対しては
その分の反作用が来るものなので
要注意ですね。
そして、「悪」というものが
どういう意味があるのかというと
天使だったルシファーが
地獄のサタンになってしまったように
「悪」とは、けして神様が予定したものではなく、
どんな聖人でも、誰であっても
心の方向を間違ってしまったら
「悪」になってしまうということです。
サタン自身が自分が悪いことをしているという
認識があったかどうかわかりません。
おそらく
自分が正しいと思っていたことでしょう。
つまり、自分では
「俺は正しい」とか、
「俺がなんで責められなきゃいけないんだ!」
俺の何が悪い??と
思うようなことであっても
結果、多くの人を不幸にした場合
客観的に「悪」
と判定される場合もあり、
目に見えないあの世の世界が
いくら主観の世界と言っても
死後行く世界は
人々からの恨みの念と
自分のドス黒い波動のため
暗く冷たい世界に行くことになるということです。
神様は直接
「●●をすることが悪いことだ」
とは言いませんが、神様の好まないことを
思ったりすると
法則によって魂の波動の比重は重くなり、
霊となった場合は
感覚的には下に堕ちていく感じになります。
いわゆる地獄に堕ちるということになるのですが、
そうなるという事で
神様の好まない生き方をしているという
答えになっているわけですね。