あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー -173ページ目

あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー

次世代グローバルリーダーとなるビジネスマンやフリーエージェント、自分らしさを追求する女性へブレインアップデート・メソッドを提供しています。

鳶職って何をするのか…実は何も知らなかった。


とりあえず「肉体労働をしよう」ということしか はっきり決めていなかった。



 ガテンを買ってみて、いろいろな職種があることを知った。土工、はつり工、解体工、型枠工、などなど。どれもあんまりピンとこなかった中、「鳶」という文字だけ何故か惹かれるものがあった。

 とにかく電話して、面接にいってみることにした。


「○○組」なんていう文字を見ただけで、この世界に無知な自分にとっては、ちょっとおっかない世界に入る感じがした。



 面接に行くと、そこの社長(組長とは呼ばないだけでも少しほっとする)は、値踏みをするように、私の身体つきを眺めた上で、履歴書を見て、「建設現場で働いた経験はないの?」と聞いた。


「建設現場は、兄が設備屋をしているので、バイトをさせてもらった経験は多少あります。自衛隊に4年いた経験があるので、体力的には自信があります」


(本当は、それ以降、あまり身体を使っていなかったので、自分の身体がどれだけ動くか、そんなに自信があったわけではないが、とにかく採用してもらう為に、元気に言ってみた。


 すると、社長はこんなことを話してくれた。





 「鳶職ってどんな仕事か知っているかい? 



 工事現場には、様々な職種の人が入り乱れて仕事をしているけど、どの業者よりも先に工事現場に乗り込み、仮囲い(工事現場の柵)を組む。  



 そして建物の骨となる鉄骨を建てるためのクレーンを組み、それで鉄骨を組んでいく。



 また、命を落とす危険がある場所へも真っ先に乗り込み、他業者の為の足場も組む。



 このように、常に鳶が工事を先行していくんだ。鳶がいないと工事が進まないわけだ。」


そう聞いて、これは、自分にとって必要な学びをする上でぴったりの仕事だと確信した。

 建設現場にたとえてみるならば、自分は今まで設計屋さんのようなものだったと思う。机上で図面をひいて、ビルの設計図を描いただけで、ビルを建てた気分になっていただけなのかもしれない。


 これからは、実際に現場に出て、どの業者よりも先に、危険を冒して足場を組んでいく、率先して自ら動くという行動が必要なんだ! そう思って鳶職を始めることを決めた。

                            <つづく>


《人生を変える旅路③ 見習い鳶奮闘》
http://ameblo.jp/mindupdate/entry-11151662657.html
(人間修行の為、15年続けてきたセラピストに仕事を辞め、ホームレス、鳶職を1年間し、最後の1週間でまとめた記録です)


7月の末から人生がまた急速に転換中。

いよいよ今の職場も今月限り、今日、引越し先を決め、不動産屋さんで、契約を済ませる。

 そこで、「この1年間が自分にとってどんな意味があったのか」を整理するためにも、何篇かに分けて書いてみます。

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 15年間セラピストの仕事をしてきて、最初のうちは無我夢中、人が輝きを取り戻していく瞬間に立ち会えることが嬉しくて夢中になってやってきた。


 ところが、人の人生に口出しをしていい気になっているうちに、自分の成長が止まり、クライアントの方がどんどん追い越していっているのにうすうす気づき焦りを感じる。

 そうしているうちに、私生活でのトラブルが続き、「人に偉そうに言ってきたほどには、自分のことは出来ていないじゃないか!」ということに直面する。


 それでも新しいクライアントが訪れることで、すぐに忘れるが、そのクライアントもいつのまにか自分を追い越している。

まるで、「愛と青春の旅立ち」の仕官候補生教育教官の鬼軍曹のような心境だ。





ラストでは鬼教官が、卒業するザックに「少尉殿」と敬礼します。
もちろん言葉遣いも変わっています。

そう、卒業式のタイミングで、地位が逆転するのですね。

教官は”軍曹”で、卒業生は階級が上の”少尉”となるのです。







 当時45歳


「このまま自分を欺き、一生イミテーションのまま終わるのか、ここで奮起して本物になるのか」





身悶えするような想いの中で、





「50歳になったら、もう手遅れだ!今ならまだやり直せる」





と、全てを変えることを決めた。






しかし、一方では、前途洋洋たる人生に思えていたのに、この俺の人生にこんなことが待ち受けていようとは…という想いもあった。

 妻と別居し、全く見知らぬ土地に住み、今までの自分なら絶対に選ばない仕事をしようと決める。どうせ住むなら、少しでも自分の前途に利ある方位にしようと、気学を観て、割り出した吉方位が南西。

 この方位は、気学によると、「与える事と受け取る事のバランスが整うと同時に、今まで積み重ねてきた物事に対して、純粋により多くの実りを受け入れようとする姿勢が養われる。対人面では、お互いに学びあえる、フィフティーフィフティーの関係を作り上げていく力が身についていく」というものだった。


「おおー、今の自分にぴったりの学びが出来る方位ではないか! なんてラッキーなんだ!」


 さて、どんな仕事をしてみるか…




「頭でっかちになっていた自分を変えるには、身体をはって、命がけで動く仕事がいいだろう」





と鳶職に決める。


 地図に線を引き、その線上をガテンを片手に、身体ひとつで歩いていく。

 片っ端から電話をしてみるが、「鳶職は30歳までだね…」と断られ、「この歳で俺は一体何をしているんだ…」と弱気にもなりかける。「いや、だからこそチャレンジしているんだ」と、気を取り直して、探し続ける。こうして見つけたのが海老名にある○○組、「寮付、まかない食有り」に惹かれ、転がり込む。

 ほとんどが、自分より年下、茶髪の職人さん。年上は、いかにも頑固で怖そうなオジサンが3人位。

 「お疲れ様です~! 今日からお世話になる田中信二です!よろしくお願いします!」


明るく挨拶するものの、




皆、「なんだこのよそ者は…」 という感じで一瞥するだけで、後は無視。





「さて、一体これからどうなっていくものか…」 



いきなり不安な気持ちがもたげてくる…。 



〈つづく〉

《人生を変える旅路② 鳶職》
http://ameblo.jp/mindupdate/entry-11151660638.html