過程。

 

もし私がもう、自分の力ではどうしようもなくて

この店舗を手放すことになるんだったら

 

この先何をしたらいいかな?

 

って考えた時に

このブログって

自分の心がどこを向いているのか?

そこに向かって

私は心を整えて、みちびいていくよっていうブログを書きたかったんだ。

 

だから

マインドスタイリング。

 

これは仕事の話だけど仕事の話ではなくて

昨日夜中にムスメと会話して

改めて自分の人生を振り返ったことから

思い出すのはやっぱりこの店舗がどんなふうにしてできたのか、ってこと。

 

みんな会社とか店舗とか

好きを形にする人たくさんいるし

私もビジネスというよりは

自分のストレスだったり

現実お金が必要になったり

そういう目の前の現実の中で選択したのが自分のスタジオをもつってことだった。

 

ライフスタジオは

2006年に社長とスタートしたもので

私は、本当にそのスタジオを自分の子供みたいに、大切に思ってたんだ。

 

だから

経営者とか社員とかそういうの関係なく

自分のすべてを注いで

自分の時間全部をそそいで

店舗をつくって、広げるためにできることは全部やって

その先に繋がっていったんです。

 

どんどん店舗展開が進んでいく中で

すごいーーって客観的にワクワクしたし

それが自分の子供みたいで

本当に嬉しい反面

目の前にやってくるいろんな問題に

どう対処したらいいかわからなくて

逃げ回ってる私だった。

 

そんな中母親が病気になって

いろんな不安が一気に押し寄せてきて

 

急に自分の店舗をもたせてもらうことになったのが

ライフスタジオの恵比寿店だったんだよね。

 

恵比寿に店舗出すにも

いろんな問題起こって

全然物件もみつからないし

逃げ出したい気持ちばっかり大きくなってたけど

結果

私が店舗を出すんだったら

こんなふうにしたいなーーって

アイディアはどんどん広がっていって

やりたいこともどんどん膨らんでいった。

 

そこから

フランスに行ったり

スタジオのイメージとかコンセプトとか

いろんなものが広がっていって

今までもう15年位たつんだけど

ものすごくやりたいことがたくさん実現して

同時にやりたいことが全然形にできないって

難しく感じて時期もあって

 

今はほんと、

ただただ愛おしいなって思う。

 

私はここ2年

本当に自分に向き合うってことにものすごく時間をかけてきていて

その結果

改めてスタジオのこと、色々振り返って見ることができるようになったのかもしれない。

 

いろんなこと手掛けてやってきたけど

いつも十分ではなくて

いつも何かがたりないし

誰かのせいで

私はなんて運が悪いんだろうって

 

そんなふうに思うこともいっぱいあった

内心。

 

きっと周りにもバレてたよなって思うけど

そんなこと無いように必死で隠して

必死に大事なものだと守ってきたのは

本当に大事なものではなくて

私自身のプライドとか、そういうちっぽけなものだったのかもしれない。

 

恵比寿の店舗には

いいも悪いも自分の心が全部そのまま投影されてて

だからこそ

やっぱり愛おしいなって感じるのかもしれないな。

 

どんなに世の中が変化しても

どんなにそこにいるスタッフが変化しても

諦めきれないものがいっぱいあって

どんな形ならそれを守っていけるんだろう?って

現実を見てるフリして

全然見えてなくて

ここまでやってきちゃったのかもしれないな。