今回は少しネタバレします(*^^*)

舞台のセットのことなどを少し書きます~

☆幸せは日々の中に☆-SN3J21550001.jpg

今回のシェイクスピア
「シンベリン」は
ロマンス劇なのですが

神ジュピターが出てきたり
無理やりハッピーエンドになったり
なんともシュールな感じ。


リアリズム寄りの欧米では
受け入れられにくいらしく
上演回数が少ないとか。


その「シンベリン」を
蜷川幸雄氏演出で
ロンドン公演をやるそうです♪


「近代劇の概念ではどうにも演出しようのない
不思議な戯曲だ。
 
現在の英国的手法ではうまくいかないので
アジア的手法とヨーロッパ的手法を駆使する
ぼくらにやってみせて欲しいというのが
英国側の企みのような気がする」


と。


蜷川氏は
日本人が日本語で
シェイクスピアをやる意味を
追求されているそうですが

今回の「シンベリン」も
日本的な趣向をたくみに取り入れていて
美しい絵巻物を見ているみたいでした^^


源氏物語の「雨夜の品定め」や
枯れ山水のような絵画が飾ってあったり


「雨夜の品定め」のシーンが
現実に出てきたようなセット^^


赤いもうせんの上で男たちが
きらびやか黒と金の着物をはおって
女の話をしていたり。



戦のシーンでは

琵琶の弾き語りや
だんまりを駆使して
源平合戦を彷彿させる。



衣装も

黒、白、赤、青

シンプルなんだけど
色の対比がとっても見事^^



あとね
照明の当たり方も
美しくってね

ホントに隅々まで
工夫されてるなぁ~と感心。



神ジュピターの登場シーンも

やおろずの神の国
日本人だからこそ
あんな演出ができるのだ^^



ちなみに
蜷川氏のトレードマークの「月」

気のせいか今まで以上に
3Dみたいな立体的になってたような~(笑)



それから…

「タイタス・アンドロニカス」や
「アントニーとクレオパトラ」で出てきた
ローマのオオカミ像が今回も登場^^

個人的に、なんとなく
親子の情愛のシンボルのような気がしました^^



蜷川幸雄氏の舞台って
ホント美しいわぁ(*^^*)♪



歌舞伎や源氏物語の趣向を
ふんだんに取り入れた「シンベリン」は

ロンドンでも絶対
成功すること間違いなしです♪