ドラマ「運命の人」

山崎豊子さん原作

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本木くんの相変わらずの美しさに
うっとりしてますが(笑)

内容はとっても重いテーマなんですよね。。。


モデルとなった、毎日新聞の元記者・西山太吉氏に
興味がわき、少し調べてみました。

以下、若干長文になります^^;

…Wikipediaより引用…

西山事件(沖縄密約事件)
西山事件(にしやまじけん)は、1971年の沖縄返還協定にからみ、取材上知り得た機密情報を国会議員に漏洩した毎日新聞社政治部の西山太吉記者らが国家公務員法違反で有罪となった事件。別名、沖縄密約事件(おきなわみつやくじけん)、外務省機密漏洩事件(がいむしょうきみつろうえいじけん)。

第3次佐藤内閣の1971年、日米間で結ばれた沖縄返還協定に際し、「アメリカが地権者に支払う土地現状復旧費用400万ドル(時価で約12億円)を日本政府がアメリカに秘密裏に支払う」密約が存在するとの情報を、毎日新聞の西山は、女性事務官に酒を飲ませて泥酔させた上で半ば強制的に肉体関係を結び、その関係を基に外務省極秘電文のコピーを盗み出させ、これを得た。





国家の権力というものはここまで強いのか、不条理というか…

西山太吉氏は、あの事件さえなければ
社長にまでなっていたといわれる大物の敏腕記者だったそうです。

1971年の沖縄返還協定にからみ密約があったということは
米国の公文書によって明らかにされ、再度注目されました。

そのためか、西山氏も30年の沈黙を破って
発言を始めたと聞きます。

事件当時のことは、アラフォーの私なのでまったく知らず
資料を読んだだけですが、

裁判によって、密約に関する重要な問題がかすみ
男女間のトラブルにすりかえられてしまった。
つまり、国家の思惑どおりになってしまった。

根本的な問題をすりかえられてしまった、というところに
西山氏の無念さはいかばかりだったろうと想像します。


彼は

「沖縄返還協定の裏に、何があったのか」

「密約があることを国民に知らせるべきだ」

そんな使命感があったのだと思います。


その熱意のために
女性事務官を誘惑し、機密文書を不正に入手した、と
彼だけが悪者のように報道されてしまった。

彼の取材方法に行き過ぎがあったにせよ
もっと大きな問題、「密約」に関する追及を続けず
不倫関係を興味本位で書き立てるマスコミにも
問題があるように思えます。

次元が低いですね。

世間も、難しい話よりも男女関係のトラブルという方が
面白いのでしょうが、だからといって、ジャーナリズムの
本質を、マスコミが見失ってもいいのでしょうか?


それから…


女性事務官が「騙された」といったのは
私は残念な気がしました。

裁判で罪を軽くするために、そう発言するように
周囲に助言されたのかもしれませんが…

仮にも外務省にいた人間ですし、漏えい文書がどれほど
重大なものかは承知していたはずですし、自分が情報源と
特定されるリスクも覚悟するべきだと思うんです。

惚れた弱み、というのはあるのかもしれないけれど
自分の選択した行動には責任と覚悟を持つべきですよね。

リスクを負ってもなお「真実を」という思いがあったならば
裁判になったあとも「真実を公開したかった」と胸を張って
本当の思いを訴えてほしかった。


裁判と世論が、西山氏を失脚させた。


だけど…
取材方法に行き過ぎがあったとしても
西山氏だけを悪者にして、
記者生命までをも奪ってしまうのはおかしい…
というのが率直な感想でした。

密約の機密文書を暴露した野党の議員は
そのまま政治家を続けているそうですし。

おかしいですよね。


うーん。


難しいですね。


国家機密とはなんなのか?

言論の自由とは?

ジャーナリズムとは?


素人にはよく分かりません^^;

だけど、少なくとも
政治的な圧力を恐れて新聞記者が自由に書けなくなる、
ということだけは避けてほしいですし、

世間にこびへつらうような記事ではなく、
国家的な問題も厳しく取材して報道いってほしい。

そう願います。




長文駄文、最後までお読みいただき
ありがとうございました^^





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