今日も、
昔、日本でも大ブームを起こした
スティーブン・R・コヴィーの
『7つの習慣』の内容からです。
今回は、第6の習慣である、
「シナジーを創り出す」
の内容を、ごく簡単に分かりやすく
書いてみることにします。
※注意※
初心者向けの内容です。
(勉強したことがある人には、
物足りない内容だと思います)
【シナジーを創り出す】
1人ではたどり着けない答えがある
「できるだけ自分の力でなんとかしたい」
「他人に迷惑をかけたくない」
そう考えて、
何でも1人で抱え込んでいませんか?
もちろん、自立は大切です。
でも、本当に大きな力が発揮されるのは、
誰かと協力したときです。
それが【第6の習慣】
「シナジーを創り出す」という考え方です。
◆ シナジーとは「相乗効果」
「シナジー(Synergy)」とは、
複数の力が合わさって、
単なる合計以上の力を
生み出すことを意味します。
1+1=2ではなく、3にも4にもなる。
まったく別の視点や
能力を持つ者同士が協力することで、
1人では考えつかないアイデアや
成果が生まれるのです。
◆ 違いを「対立」ではなく
「強み」として見る
人と意見が違うと、
「合わないな…」
「わかってもらえない」
と感じるかもしれません。
でも、その“違い”こそが、
新しいものを生み出す源になります。
たとえば——
あなたが慎重派で、相手が行動派なら?
あなたが理論派で、相手が直感派なら?
どちらも正解ではありません。
違うからこそ、
お互いの視点が補い合えるのです。
◆ シナジーを生むには
「土台」が必要
相乗効果を生むためには、
ただ一緒にいるだけでは不十分です。
その前提として必要なのが、
お互いの違いを尊重すること
信頼関係を築くこと
心を開いて対話すること
これらの“土台”があって初めて、
本音で意見を出し合い、
衝突を乗り越え、
新しい答えにたどり着けるのです。
◆ 衝突を恐れず、
「創造的な対話」をする
意見が違うとき、
それを避けるのではなく、
「お互いの考えをぶつけ合って、
もっと良い答えを探そう」
とすること。
それが「創造的な対話」です。
このとき大切なのは、
相手を変えるのではなく、
理解し合う姿勢です。
◆ シナジーの先にある世界
本当のシナジーが生まれたとき、
自分だけでは思いつかなかった
答えが見えてきます。
1人なら限界だったことが、
仲間となら越えられる
互いの想いが融合し、
想像以上の成果が出る
「協力するって、こんなにパワフルなんだ」
と実感する
そんな経験が、
人生を何度も動かしてくれるのです。
◆ おわりに
「違い」は、
ぶつかるためのものではなく、
新しいものを“創る”ための素材です。
もし今、誰かとの関係で
違いを感じているなら、
それは“対立”ではなく
“チャンス”かもしれません。
心を開いて、耳を傾けてみてください。
きっとそこに、
あなた1人ではたどり着けない
世界が広がっています。