今日は…
昔、日本でも大ブームを起こした
スティーブン・R・コヴィーの
『7つの習慣』の内容からです。
まずは、最初の習慣である、
「主体的である」
(Be Proactive)
の内容を、ごく簡単に分かりやすく
書いてみることにします。
※注意※
初心者向けの内容です。
(勉強したことがある人には、
物足りない内容だと思います)
さて、あなたは…
「ついカッとなってしまった」
「あの人の言い方、ひどくない?」
という感じで、
誰かや何かの「せい」で…
気分が悪くなったり、
行動が止まったりすることって、
ないでしょうか?
けれども…それって、
本当に「相手のせい」
なのでしょうか.
『7つの習慣』の最初の習慣である
「主体的である」の章で
書かれているのは…
超簡単に要約すると。
ちょっとした、些細な内容でも、
その時の感情的な反応に身をゆだねてしまったり、
受け身で行動するのではなく、
あなた自身で、自分の振舞い方を
意識して選択(選ぶ)ことが超!重要!!
…ということです。
つまり…
あなたの人生の中で起こる
さまざまな出来事に対して…
「自分の反応を自分の意志で選ぶ」
という姿勢が、とても大事!!
だということです。
▽ 主体的な人 vs 反応的な人
反応的な人とは、
周りの環境や他人の言動に、
振り回されがちな人のことです。
「上司の機嫌が悪いから最悪」
「天気が悪いから気分が落ち込む」
というふうに、
自分の感情や行動の原因を
自分以外の「外側」に置いています。
この状態は…
周囲へ責任転嫁をして、
自分の人生から責任逃れをしようとしている姿。
…という言い方も出来ます。
一方で、主体的な人とは、
「上司が不機嫌でも、自分の態度は変えない」
「雨の日も何とか楽しめる工夫をする!」
など、「自分にできること」に
意識を向けて行動する人のことです。
この状態は…
自分の人生に自分で責任を持とうとしている姿。
…という言い方も出来ます。
▽ 自分で自分のハンドルを握る
「自分には選択する力がある」
「自分の意志で選べるんだ!」
ということに気づいたとき、
あなたの人生は少しずつ変わり始めます。
でも、そうは言っても…
誰かに傷つけられたり
どうしても怒りが湧くような事をされたり
不満が出ても仕方ない場面になったり
ということも、当然、あると思います。
にんげん、ですもの…
でもその後に…
そんな場面に遭遇した後に…
「どう反応するか」は、
あなたが自分自身で選べるのです。
※相手は変えられないけれども、
自分の感情や行動は自分で変えられますので。
▽ コントロールできることに集中する
コヴィー博士は、
私たちが意識を向ける領域を、
2つに分けて説明しました。
関心の輪と、影響の輪です。
関心の輪
(自分ではコントロールできないこと)
例えば…
天気、他人の言動、外国の政治、などなど
影響の輪
(自分が意識して変えられること)
例えば…
自分の言葉、態度、考え方、選ぶ行動、などなど
この「影響の輪」(自分が変えられること)
のほうを意識して生きることが、
主体的な人生の第一歩、
ということになります。
▽ 小さな選択が、未来を変える
「朝、何を考えて起きて行動するか」
「誰に微笑みかけるか」
「誰に親切にするか」
「どんな言葉を選ぶか」
「どんな行動を取るか」
あなたの、そんな一つひとつの
毎日の、日常での小さな選択の積み重ねが、
あなたの人格をつくり、
あなた自身の未来を形づくります。
どうか…あなたには、
「自分の意志で未来を選ぶ力がある」
と思い出してください。
そして…
あなたが変われば、自然と周囲も変わっていきます。
あなたが先に変わる事で、