こんばんは。
マインドセット・デザインズの廣田です。
日曜日に仲間とマインドフルネスの勉強会をし、月曜にやさし~いサトワトリートメントを受けた私
ど~しても、”慈悲の瞑想”について書きたくなってしまいました
マインドフルネス瞑想の中にも色々な要素があるのですが、
その一つに慈悲の瞑想があります。
昨日も書きましたが、慈悲の瞑想は
自分も、親しい人も、見知らぬ人も、好きじゃない人も、
「すべての人が幸福や幸福の素を見つけ、苦しみや苦しみの素から解放されますように。」
という内容を心の中で繰り返しながら瞑想し続けます。
もちろん、ある程度マインドフルネスを深めてからこの慈悲の瞑想にたどり着くのですが、
マインドフルネスの中で、実はこの慈悲の瞑想が一番パワフルなのだそうです。
そしてその慈悲の瞑想のまず最初は
自分に対して慈悲や慈愛の気持ちを持つことなのです。
「私が幸福に安心して暮らせますように。」
「私が苦しみから解放されますように。」
そして自分に優しいまなざしを向けて瞑想を続けます。
時々私もセラピーにマインドフルネスを取り入れます。
その過程で慈悲の瞑想もです。
でも、慈悲の瞑想の説明をしただけで涙ぐむクライアントさん、
一緒にやるとボロボロと涙を流すクライアントさんがいます。
「この方たちはどれだけ自分を否定、批判し生きてきたのだろう。」と思うと、こちらにも辛さが伝わってきます。
もちろん、そうなってしまう状況や過去の経験があったのだと思います。
だからそれを責めるつもりは全くありません。
でも、一般的に
「人には自分のことを大切にしてもらいたい。」
と思いながらも、
自分で自分を大切に扱っていない方は結構多い気がします。
パートナーに
「私のこと大切にしてね」
とお願いすることもいいのですが、
その前にあなたはあなたのことを大切にしていますか?
そうしてこそ、他の人も本当に大切にできるのだと思います。
「自分なんか大切にする価値がない」
と思っている方も多いです。
でも、自分が自分のことを大切にしないで、だれかしてくれるでしょう。
あなたが、まずは自分を大切にするしかないのです。
全てはそこからとも言えます。
そして、これは同業のカウンセラーや人を援助する方々も同じです。
人を援助することはすばらしいことです。
でも、相手のことばかりで、実は援助する人が疲れ切っているのも時々目にします。
相手に共感しながら相手に寄り添うのは大事なことです。
でも、共感する力が強いがゆえに、バーンアウト(燃え尽き)してしまうこともあります。
慈悲の瞑想の研究では、
慈悲の瞑想により「感情的に押しつぶされずに他の人の感情に共感する能力が高まる」
ことが証明されています。
過酷な状況にいる人の前でおろおろせずに、それでも共感的に共にどっしりといられるということです。
一般の方でもHSPの方の中で、人の気持ちが敏感にわかりすぎて翻弄されてしまう方がいます。
スピリテュアルの世界では(あまり詳しくないけど)エンパスっていうんですよね。
お子さんでも、人が怒られていても自分のことのようにつらくなる子がいます。
そういう方々にも、マインドフルネスを深め、慈悲の瞑想をしていくことにはとても意味があると思います。
そうして自分が周囲に翻弄されることなく、整っていくのです。
な~んか、今日は真面目に書いちゃいました。
たまにはいいのだ~
さて、この慈悲の瞑想も含め、マインドフルネスによる脳の変化は
以下の日経サイエンスに載っています。。
古いからもうないのかな?
他にも色々と本は出てますが…
よかったら見てね
そしてもう一つ、マインドフルネスを共に勉強する仲間たちが
4月以降、それぞれの場でマインドフルネスをファシリテートする立場になっていくようです。
それぞれが、マインドフルネスの体験を深めています。
私はそんな仲間たちを応援しています。
いつかオープンに参加していただける時期がきたら、皆さんにお知らせしますね
そして私もいつか、自分もマインドフルネスのクラスを持ちたいのだ~
でも今はニューロセラピーに専念中
ばいちゃ(Dr.スランプあられちゃん風)