先日物件を見に行ってきました。

仲介業者様、売主様と正午待ち合わせでありましたが、ワタクシ達夫妻は1時間半前には現地に到着。自宅から高速道路を利用して現地に向かうことも考えていましたが、持たざる者の内見なので途中まで下道を通り4千円弱かかる高速道路代金を1500円ほど節約する事ができた。いつか最初から最後まで高速道路を利用できる立派なニンゲンになりたいと思いつつ現地までのハンドルを握った。

 

道中は妻と明るい未来に向けた会話をしていた。物件周辺のスーパーマーケットや徒歩数分圏内に竣工される大型商業施設の開発現場を見て、まだ見ぬ入居者様の明るい生活を想像していた。物件の近くに車を駐車して徒歩で物件の前まで向かう。二人の口数が減っていき、最後には沈黙…。

 

外壁の塗装が剥がれまくってケロイド状態であった。

先ほどの明るい未来に向けた会話はどこへ行ったのか、不穏な空気が流れ始める。外観が悪いであろう事は想像していたつもりだが、予想以上であった。

 

しかし、物件前の駐車スペースや1階の入居者の玄関前は大変綺麗に除雪されており、自慢の除雪スコップも太陽に照らされていて頼もしくすら見えた。口数少ないまま駐車している車の方へ戻ると、品の良い老夫婦が乗車した銀色のクラウンとすれ違う。一瞬で売主様だと分かる。売主様も少し早く到着されたようで、すぐにお会いしても良かったのだが決戦に備え近くのDCM(旧姓ホーマックさらに旧姓は石黒ホーマ)にて排尿を済ませた。尿意を感じながらの商談は良い事がない。

 

予定時刻より30分ほど早いが再度現地に行き仲介業者様、売主様と挨拶をする。仲介業者様は電話で話をしていた通りの印象の人物で、話し方も信頼できる感じである。売主様と仲介業者様に本日ご足労いただいたお礼に、きのとやの高級洋菓子を贈呈する。どちらも大変恐縮してくださった。

 

空室の部屋に案内していただき売主様からのトップセールスを拝聴する。80歳くらいと思われる高齢の売主様はお父様が元々不動産業を営んでおり、物件周辺一帯を所有していたそう。当時は田んぼであったそうで、売主様がワタクシと同じくらいの30代半ば頃に父から本物件を建てていただいたそうだ。売主様も札幌に数棟物件を所有しているが、ご子息は維持する気持ちはないらしく手放したいとの事。現入居者様も全て地元のフリーペーパーの賃貸募集欄に誌面掲載して募集をかけ自主管理、契約もご自身でされるという素晴らしいワンマン経営であった。札幌の物件は離れているので管理会社様に任せているそう。

 

物件内部は想像してた通りの築年数相応の内部で、和室の畳は思ったより綺麗で輝いて見えた。仲介業者様ご自身も築古物件を数棟所有しては売買を繰り返しており、最低限のリフォームで入居付けするノウハウもあるそう。本物件エリアはワタクシも事前調査をしていたが、人気エリアの為不動産屋さんに依頼するとすぐに入居付けはできそうだ。

 

夫婦の悩みの種になっていた外壁についても、家賃帯から鑑みても何か起こってから対処する方法で良いのとできるだけ最低限で室内に影響のない程度のリフォームで良いとのアドバイスをもらい、温水便座やモニター付きインターフォン、暖房器具の予算だけ教えていただき購入する事に決めた。

 

決済まで安心はできないと聞くが、このまま上手くいけば無事一棟目となりそうだ!