久しぶりの書き込みです。


今、何かと話題の「初音ミク」ですが、
自分もDTMが趣味なので少し触れてみたいと思います。

(ご存じない方は検索エンジンで検索してみて下さい)


そもそもコンピュータに歌わせるというのは
YAMAHAが10年ほど前に発売した
フォルマントシンギング音源という製品が
最初で最後だったように記憶しています。


(YAMAHA製シンセサイザー用、拡張音源ボードとして
「PLG100-SG」という製品名で今も販売されています)


当時は歌わせるというより、
SEやお遊び的な用途にしか使い物になりませんでしたが、
ようやくなんとか使い物になるようになったんだなぁ、
…というのが正直な感想です。


ではなぜ今この製品が売れているのか??


それは、コンピュータに「歌わせることができる」製品ではなく、
「初音ミク」に「歌わせることができる」という
キャラクターを前面に押し出したプロモーションが
功を奏したのではないかと考えます。


あとは、製品パッケージに描かれた
イメージキャラクターデザインも成功しているのでしょう。


もちろんその根底には「PLG100-SG」からコツコツ進化させてきた
YAMAHAの努力と技術力があるのは間違いないですが。


ただし、実際に扱うにはまずMIDIについてある程度知識があり
なおかつ人の声の微妙なピッチや息使いを再現させるだけの
技術が必要になってくるので、結構大変だったりします。


MIDIの概念や規格について全く知識のない人が使うには
ちょっとばかり努力が必要かと思います。


この製品には、今までDTMという枠で表現できなかった
ワードフリー&キーフリーな声を表現できる魅力と可能性があり、
新たなビジネスモデルを作り上げたと言っても
過言ではないと思います。


(しかしそれは単なるブームで終わると思っています。
やはり生身の人間の声にはかなわないでしょう)


とりあえず、初音ミク云々というよりも、
これをきっかけに「DTM」という言葉がもう少しだけ
世の中に広まればいいなぁ、なんて思っています。