私は以前出会った、ある心地よいフレーズが頭の中に存在している。

最近、全く別の機会に全く同じフレーズに出会ったので、

ここで紹介しておこうかと思う。



水がコップの半分くらいまで入っています。

これを見てあなたは「もう半分しか残っていない」と考えるでしょうか?

それとも「まだ半分も残っている」と考えるでしょうか?



どちらにしても半分の水が存在していることに変わりはない。

問題はそれをどう受け取ったか?というところにある。


さて、これではあまりどっちがベターだとか言いにくいので、

次のようなわかりやすい例を挙げてみよう。



サッカーの試合で、あなたのチームが「0-1」で負けています。

ちょうど前半戦が終了したところです。

この状況であなたは「もう戦える時間の半分を消費してしまった」と考えるでしょうか?

それとも「まだ後半戦が残っている」と考えるでしょうか?



そして私はあなたに問うだろう。



では、サッカーの試合を行う上で、

どちらのとらえ方の方がモチベーションが上がるでしょうか?

どちらのとらえ方の方が試合を「楽しんで」行えそうですか?



よっぽどのひねくれ者か、負けたほうがオイシイ等の特殊事情がない限り、

通常は後者の方が楽しめそうな気がすることだろう。


つまり、どうとらえても絶対的状況に変わりがないのならば

これは自分が楽しめるように、もしくは自分の都合のよいように受け取らなくては損だし、

そうとらえることで上手くいくことだって十分にあり得る、ということなのだ。


もしあなたが物事を見て、あまり良くない状況だと思ったとしよう。

別の人物が同じ状況を見て、これはよい機会だ!と思ったならば、

あなたはその人物に学ぶべきことは少なくはないだろう。


人間は理解できないことは受け入れられないものだから、

はじめあなたは彼に疑いの目を向けることになるだろう。


しかし、あなたは彼自身を理解することで、

彼のモノの見方を理解できるようになるかもしれない。


それが例え都合のよい見方だとしても、負の部分をきちんとわかった上でそう見ているならば、

こんなにすばらしいことがあるだろうか?

度を過ぎなければ、都合のよさは物事をよい方向へ運んでくれるのだ。


スポーツ選手が、自分が勝利するシーンをイメージすることで

本当に勝利を手にするのと同じことである。


そしてまた今回、自分自身なかなか気付けなかった発想に出会うことができた。



ある社員一人との仲がこじれてしまったとき、「社員の一人と仲が悪い」と考えるでしょうか?

それとも「他のより多くの社員とは仲がよい」と考えるでしょうか?



一見都合がよさそうに見えるのだが、さて最初に書いたことを思い出してみよう。

つまり、どちらの方が仕事を楽しめそうか?ということだ。


結局自分が物事を受け取る際に、無意識のうちに通しているフィルター。

このデフォルトフィルターの設定一つで、自分のメンタル面に大きな影響を与えるワケである。

それがよい影響なのか悪い影響なのか、それらは全てこのフィルターの設定次第なのだ。


このフィルターは、一般的に色眼鏡に例えられる傾向があるようだ。


真夜中にサングラスをかけているのがデファクトスタンダードになるなんて

一生かかったってそんな時代はやってこないと思うよ。

外してみれば、世界は案外明るいもんなんだ。