コンサルタント、士業の皆様、こんにちは。

クライアントである社長に、どんなに素晴らしいアドバイスをしても、なかなか実行に移してもらえない…そんな悩みを抱えたことはありませんか?

「どうしてこんなに良い提案なのに?」「一体何を考えているんだろう?」と、頭を抱えてしまうこともあるかもしれません。

今回は、そんな「社長が動かない」問題の根本原因と、それを踏まえた効果的なコンサルティングについてお話します。

社長は「指示されること」を極端に嫌う

私たちビジネスパーソンは、組織の中で「誰かからの指示を実行する」ことに慣れています。しかし、経営者は全く異なる思考回路を持っています。

多くの社長は、自らビジネスを立ち上げ、誰にも指示されずに道を切り開いてきました。そのため、「人から言われたことをやる」という経験が極端に少ないのです。

むしろ、「人から言われたことをやる」ことに強い抵抗感を示す人も少なくありません。

つまり、社長にとって「仕事とは、指示されて動くこと」ではなく、「自分で気づき、自分で決めて動くこと」なのです。

コンサルタントが陥りがちな落とし穴

「良いアドバイスをすれば、社長は必ず動いてくれるはずだ」

コンサルタントとして、そう考えてしまうのは自然なことです。しかし、この考え方が、「社長が動かない」という悩みの根本原因になっている可能性があります。

社長は、どんなに優れたアドバイスでも、「人から言われたこと」というだけで拒否反応を示すことがあるのです。

さらに、「動いてくれないのは、説明が良くなかったからか?」「きちんと説得できていなかったからか?」と考え、説明や説得を繰り返せば繰り返すほど、社長はますます動かなくなります。そして、遂には社長を批判したくなってしまうかもしれません。

効果的なコンサルティングとは?

では、どうすれば社長はアドバイスを受け入れ、実行に移してくれるのでしょうか?

重要なのは、「社長自身に気づきを与える」 ことです。

  • 社長が自ら課題に気づき、解決策を導き出すためのサポートに徹する

  • 選択肢を示し、社長自身に意思決定を促す

  • 社長の考えをじっくりと聞き、共感を示す

これらのアプローチによって、社長は「自分で決めたこと」として主体的に行動できるようになります。

整理と俯瞰の力を高めてビジネスを成長させる

社長の心理を理解し、効果的なコンサルティングを行うためには、まず 傾聴して、整理し俯瞰して視点を変える力が不可欠です。

  • 情報を整理し、本質的な課題を見抜く力

  • 客観的な視点から状況を分析し、最適な解決策を導き出す力

これらの能力を高めることで、社長との信頼関係を築き、ビジネスの成長を強力にサポートできるでしょう。

今回の記事が、皆さまのコンサルティング活動の一助となれば幸いです。